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コメント
6件
うりシヴァの邪魔をしないでくれよ父親! 分かるだろう!?尊いということを!
なんとももどかしい……👉🏻👈🏻゛ 🎸🐸に幸あれ〜🪄︎︎
うわぁー、……🎸🐸の2人結ばれろぉぉぉ、……🥲 ライバル(?)が入っちまったァ、 めっちゃ楽しみになります!!
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あ...日が登ってきた...
あれから3時間ほど経ったが、 俺は未だに一睡もできていない
彼が、俺の胸の中で寝息を立てている
その事実がたまらなく愛おしい
少しでも気を抜いたらどうにかなってしまいそうだ
寝ることに意識を向かせられない。
....仕方ない
今日はオールだ
あれから何時間ほど経ったのだろうか
分からないが、気づいたら俺は寝ており、 早起きした彼に叩き起された
全く....誰のせいで眠れなかったと思っているんだ
そんなことを考えながら、朝の礼拝をする
もしこの世に神がいたなら
俺たちはとっくに結ばれてたのかもしれない
sv
ur
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sv
ur
父が、俺を呼んだ...?
何年ぶりだろうか。あの人と話すのは
ur
ur
sv
そう言って彼は去っていった
正直あの人と話すのは気が向かない
後継のことしか考えていないあの人のことだ
早く結婚しろとか...まあそういうことだろう
憂鬱な気持ちのまま、部屋に向かう
俺は一体何をしているんだ
起きて
仕事をして
料理を食べて
寝て
また起きて
それの繰り返し
彼に片想いしたまま
その気持ちにキリをつけるわけでもなく
放置したまま
ur
ガチャリ、と音がして扉が開く
ur
国王
国王
国王
ur
そんなことは正直どうでも良い
俺はこの人に興味がない
父親だという実感すらない
きっとこの人も俺に興味がない
俺が今何を学んで
何を食べて
何を愛しているか
そんなことを知らない
いや、
そんなこと“も”しらない
そういう人だ。この人は
ur
国王
その後、この人は信じられないことを言った
正直ぶっ倒れるかと思った
あまりに衝撃だった
国王
ur
そんなことあるはずがない。
俺は次男だ
長男のnk兄さんにいるっていうのは聴いたけど
次男なのに許嫁が...?
ur
国王
国王
国王
...ぴったりな人なんて
彼以外いないというのに
どうしてこんなにも不自由なんだ。俺は
ずっとそうだ。
ずっとそうだった。
国王
そう言って彼は空に手招きをした
すると、奥から可憐な女性が現れる
許嫁
国王
国王
「興味がない」
そんなことを口に出しそうになるほど
どうでも良い女性だった
相手だって、好きで俺の許嫁になったわけではない
けれど
彼のことを忘れられていない俺は
彼女とどう向き合えば良い?
彼と結ばれないことはわかっていても
彼に対する気持ちを、どこに吐き出せば良いのか
...分からない
今の俺には、到底。
ur
許嫁
俺がそっけない態度を取れば、彼女は悲しそうに俯いた
でも、それすらもどうでも良かった
彼の方が可愛いし
彼の方が魅力的だし
彼の方が...俺に似合う人だ。
国王
いつまで経っても仲良くなれないよ。この人とは
そう、言いたくなるほどに
彼女に関心がなかった
ur
許嫁
別に謝らなくて良いのに
国王
国王
ur
ur
そう言って俺は踵を返した
早く戻らないと。
一刻も早く彼を感じないと、 どうにかなってしまいそうだ
そんなことを考えながらドアに手をやる
ドアの金属に写った彼女の表情には、 悲しみが溢れていた
ur
適当に挨拶し、その場を離れる
なぜこうもどうでも良いことが積み重なるのか
彼は....彼女にあんな態度をとる俺を...
好きになってくれるのだろうか。