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.....

ヨシヨシ

それにしても朝の光が強いのう

灰になってしまいそうじゃよ

凛月

俺炭酸ジュース買ってくる

我輩も行くぞい♪

凛月

来なくていいよ

...(誰かに撫でられてたような、)

……起き上がる

(ここどこ?)

なんでこんなところに寝てるの?

(殴られすぎて帰り道で倒れた?)

(でも全然記憶が、)

凛月

……!!

!!

凛月

つーちゃん!!

ビクッ

えっと、?

つーちゃんって誰?

は、

凛月

え、

それよりもあなたたち誰?

私を殴りに、来たの...?(凄いイケメンだ)

敬人

失礼するぞ

英智

2人ともお疲れ様...

真緒

失礼します、って

真緒

翼!!起きたのか

(また増えた、)

あなたたちも、私を殴りに来たの?

敬人

は、?どういう意味だ

英智

翼ちゃんどうしたの?

凛月

どうしたの?つーちゃん

真緒

よく分からないがお前を殴りになんか

じゃあ笑いにきたの?

罵りに来たの?

いじめに来たの...?

真緒

違うって!!

なら何しに来たの?

それとも病室間違えた?

真緒

...見舞いに来たんだよ

なんで?

真緒

なんでって、

凛月

...

嬢ちゃんや、今の自分の年齢言うてみてくれぬか?

...?

中3だから多分15才

敬人

お前は高校2年生だぞ

え、?...

真緒

どういうことだ?記憶喪失?

英智

どうやらここ3年の記憶が無くなったみたいだね

私は記憶喪失なの?

(3年ってことはあの人が言ってたように今高校2年生)

(この人たちとはどういう関係、?)

うむ

私はあなたたちとはどういう関係なのかな

ただのクラスメイト?

まぁそれしかないか

いじめっ子が私なんかのお見舞い来てくれるわけないしね

ただのクラスメイトでもお見舞いなんて来てくれるんだね

先生に言われて無理やりとか?

敬人

ちょっと待て

敬人

勝手に話を進めるな

敬人

まず俺と朔間先輩は年上だ

先輩がなんで私なんかのお見舞いに来るの?

我輩は嬢ちゃんのお兄ちゃんじゃからな笑

英智

僕はお父さんだからね笑

……は?

何?新手の詐欺?

詐欺とは失礼じゃのう

敬人

はぁ

敬人

まずお前の見舞いに来たのはお前が心配だったからだ

...心配?

心配って何?

なんで心配なんかするの?

敬人

……

敬人

(これは、厄介だな)

凛月

好きだから

凛月

俺の命なんかどうでもいいほどつーちゃんのことが大好きだから

……ぇ

...やっぱり、私を笑いに来たんだ

家族も友達もいない、誰も心配なんてしてくれない私を騙して

笑いに来たんだ

……睨

凛月

違うよ

真緒

そうだぞ!!俺らはほんとにっ

もういいよ!!

うんざり!!

まだ殴られる方がいい

そんなくだらない嘘着くだけなんだったら帰ってよ!!

敬人

……

分かった、嬢ちゃんがそうして欲しいならそうしよう

だがこれだけは分かって欲しい

我輩らは嬢ちゃんのことを心の底から愛しておる

ゆくぞ

真緒

えっでもまだ

今はいい

……(ホント、なのかな)

(いや、でも私が愛されてるなんて)

(ありえない)

(ああいう嘘を着く人は時々居たよ)

(騙されちゃダメ)

……(でも、あの人たち嘘、ついてるようには見えなかった)

……

診察中

医者

ふむ

医者

記憶障害ですね

医者

頭を強く打って1部の記憶が喪失したんでしょう

...(これは本当か)

医者

いつ記憶が蘇るかは分かりません

医者

あまり頭に刺激を加えないようにしてくださいね

……

子供

おばあちゃん〜笑

体は大丈夫ですか?

おばあちゃん

えぇ大丈夫よ笑

(いいな)

(私も家族が入ればあんなふうに笑えるのかな)

……(はぁ)

医者

斗凪さん

医者

急ですが、病室を移動してもらいます

え?え?

??

何故か広い部屋に変わった

なんでこの広い部屋にベット2つ?

英智

やぁ笑

ビクッ

さっきの人...

英智

天祥院英智って名前だよ

天祥院...

なんで私ここにきたの?

英智

僕のわがままかな笑

……

偉いところのお坊ちゃん様がなんで私と同じ病室にしたがるの?

てかあなたも入院してたんだね

英智

僕生まれつき体が弱くてね

英智

同じ病室の方が沢山喋れるし

英智

それに僕は翼ちゃんの記憶喪失チャンスだと思ってるよ

チャンス?

英智

うん笑

英智

詳しいことは言わないけど

英智

ね?仲良くしよう笑

...やだ

英智

...えっ

なんか天祥院気持ち悪い

性格悪そう

英智

そんな事言わないでよ

...なんで私に絡むの?

英智

うーん

英智

好きだから、かな

……それってほんとに私のこと?

私に似た人と間違えてない?

英智

間違えてないよ笑

英智

僕は斗凪翼ちゃんのこと愛してるよ

!!

...やっぱり人違いだよ

私そんなに愛されるような人じゃない

英智

...そうかな

英智

君はすごく魅力的と思うけど

...

猫、

英智

ん?

猫、大丈夫?

英智

...!

英智

どうして?

分からないけど、黒い猫が

スバル

翼〜!!

!!

スバル

起きたんだな!!

スバル

心配したよ〜

スバル

ギュ

???

北斗

こら明星

北斗

すぐ抱きつくんじゃない

スバル

だって〜

北斗

ごめんな

遊木真

そうだよぉ翼ちゃんは女の子なんだから

あ、いや、

真緒

こら!!お前ら

真緒

さっきも言っただろ!!

真緒

翼は今記憶喪失なんだ

真緒

もっと行動を自粛しろよ

(あっさっきの子だ)

北斗

俺は明星を止めて居ただけだぞ

遊木真

僕もだよぉ

真緒

てかお前いつまで抱きついてんだよ

スバル

あっはは〜笑

スバル

サリー嫉妬してんの〜?笑

真緒

...するだろ普通

??

北斗

そうかお前は記憶が無いんだったな

北斗

一応衣更はお前の彼氏だぞ

……

え、

真緒

ちょっ

真緒

まだ名乗ってもなかったんだぞ!!

北斗

あぁそれはすまん

彼氏??

なんで???

真緒

なんでって、告白してOK貰ったから?

う、嘘じゃなくて?

真緒

嘘じゃねぇよ

真緒

ごめんな困惑するよな

真緒

ほんとは言うつもり無かったんだけど

北斗

そうなのか?すまん

スバル

ねぇねぇ1回自己紹介しよー

うんお願い

スバル

俺は明星スバル!!

スバル

翼にはほんと感謝してるんだ笑

北斗

俺は氷鷹北斗

遊木真

僕は遊木真だよ

真緒

衣更真緒だ

明星に氷鷹に遊木に衣更

うん多分覚えた

スバル

スバルでいいのに〜

北斗

あぁ俺も苗字呼びはなれない

遊木真

僕も

真緒

俺はまーくんって呼ばれてたからな

真緒

出来ればそれがいい

まーくん、

うん分かった

...ねぇ今の、高校生の私はどうしてた?

遊木真

人懐っこくていつも笑顔だったよ笑

北斗

あぁ先輩たちとも仲良かったな

スバル

うんうん笑

……

私が笑顔...?

それほんとに私の話?

スバル

そうだよ笑

……そう

英智

(そういえば朔間くんのライブを見て初めて笑えたとか言ってたね)

英智

ついでに君が通っている夢ノ咲学院の説明をしようか

うん

説明終わり〜

スバル

俺たちはTrickstarって言うユニットなんだよ笑

まーくん、も?

真緒

あぁ笑

北斗

それじゃあ俺たちはそろそろ失礼する

スバル

会長〜翼に変なことしないでね〜

英智

……うん笑

真緒

間が怖いですよ

英智

そんな顔で見ないでよ傷つくなぁ

遊木真

じゃあね笑

遊木真

体には気をつけてね

うん...(ここに来る人、私とは別の人のこと話してるみたい)

次回♡900

もう1人のプロデューサーは零様推し❤

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コメント

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いつも、面白い小説ありがとうございます。続き楽しみにしてます。

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