テラーノベル
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いつもの朝だ。 朝の鳥の鳴き声。 朝ご飯を作る音。 湯気の出たコーヒーの香り。
真田玲香(さなだれいか)
真田玲香(さなだれいか)
高校1年生の一学期、 通学路は電車とバスを乗り継ぐ。
真田玲香(さなだれいか)
おはようと呼びかける学校、教室、 ー私はここに居たくないー
真田玲香(さなだれいか)
ー放課後ー 5年前の卒業生が植えてくれた花壇に 水をかける毎日。
真田玲香(さなだれいか)
真田玲香(さなだれいか)
真田玲香(さなだれいか)
鞄を肩にかけてバスを乗り駅へと向かう
真田玲香(さなだれいか)
バスを降り改札を抜け自宅方面の電車のホームに来た。人がいない隅のホーム。
真田玲香(さなだれいか)
真田玲香(さなだれいか)
アナウンス
鞄をホームに置き。 背中の半分まである髪を結び。 目を閉じ。 電車の光が向かってくるにつれて
’’1歩’’
’’1歩’’
前へ進み少しずつ足が早くなる。 右側から電車が来た瞬間。 [目を開けた]
真田玲香(さなだれいか)
真田玲香(さなだれいか)
彼女の目は、涙が出ていた。 線路へ1歩踏み出した瞬間。
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