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ピーーーーーー！
目覚まし時計の音が鳴り響く
仮名:暇人
もう朝か…
仮名:暇人
まだ寝てたいが学校行かないとな…
俺の名前は暇人
ちなみにこれは仮の名前。本当の名前は知らない
特に普通の中学生だが他の奴らとは違う点が1つある。
"能力“を俺は持っている
まぁ特に使う機会はないが一応どんな能力か話しておこう
俺の能力、それは
｢指定した場所に指定した相手を飛ばす能力｣だ
仮名:暇人
ま、使い道はないけどな
奏叶(仮)
はぁ…ねっむ
学校では｢奏叶｣という偽名で生活している
夏樹
奏叶じゃん！おは！
奏叶(仮)
あぁ、おはよう
夏樹
朝から元気ねぇなお前
奏叶(仮)
眠いんだよ察してくれ
夏樹
安定だな
奏叶(仮)
はぁ…授業もやる気出ねぇわ
その時
ガシャーン！
夏樹
？！
奏叶(仮)
なんだ？
???
初めましてお前ら！
奏叶(仮)
誰だ？！
???
うーんまぁ…來(らい)とでも呼んでもらおうか
來
さーて。いきなりで悪いがこのクラスに"能力者"がいると聞いたが
來
誰だ！
奏叶(仮)
！！
奏叶(仮)
(おそらく能力者とは俺のことだ…)
奏叶(仮)
(だがどうする？ここで出たら何されるか分かったもんじゃないぞ)
奏叶(仮)
(ここは使うしかない！)
奏叶(仮)
(あの來とかいう男と俺をこの学校の屋上に飛ばしてくれ！)
ﾋｭﾝ!
來
うぉっ？！
來
いきなり場所が変わりやがった
來
ほーん。さては、お前が能力者だな？
奏叶(仮)
そうだ。
奏叶(仮)
いきなり何の用だ
奏叶(仮)
そしてお前は誰だ
來
俺は來だ。コードネーム:來
奏叶(仮)
コードネーム…？
來
あぁ、俺はとある組織に入っててな。能力者達を集めているんだ
奏叶(仮)
なるほど、そして俺を勧誘しに来たと？
來
理解が早いやつ。俺は好きだぜ
奏叶(仮)
そんなわけもわからん場所に入ると思うか？
來
前言撤回。お前嫌いだわ
奏叶(仮)
あぁ、嫌われて結構。俺はそんな怪しい組織に入るわけない
來
じゃあ…
來
無理やりにでも入ってもらうぜ！
そう言って來と名乗る男は
何かを取り出し
俺に投げた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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