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蒼氷
目が覚めると、そこは殺風景な白い部屋だった。
藍
横を見ると、涙目になった白菊さんがいた。
藍
藍
蒼氷
どうして生きてるんだ?
父さんたちは?
父
蒼氷
父
父
蒼氷
父
父
父
父
蒼氷
父
父
藍
蒼氷
藍
藍
藍
蒼氷
藍
あれから数ヶ月。
出会った頃から変わって、白菊さんといると心臓がドクドクと騒がしくなっていた。
もうすぐ春になる。
藍
蒼氷
藍
藍
藍
藍
藍
蒼氷
藍
蒼氷
藍
藍
3月。
透真くんに話があると言って桜の木の下に呼んだ。
もう桜は散り始めていた。
蒼氷
いつも通りの無表情な透真くんが現れる。
蒼氷
藍
蒼氷
───想いを伝えたら、関係は変わってしまうのかな…
変わるのは怖い。
けれど、透真くんなら何か嫌なことになることはないはず。
自分の気持ちは、声にして伝えなければ
ほんの二文字さえ届かない。
私は学んだはず。
大丈夫。
藍
藍
藍
蒼氷
思わず耳を疑う。
好き?
藍
蒼氷
蒼氷
藍
藍
蒼氷
藍
返事は決まっている。
蒼氷
藍
蒼氷
藍
蒼氷
藍
藍
藍
蒼氷
藍