助手
きいてもいいですか?
博士
ん?答えないかもしれないけど、いいよ
助手
恋人っています?
博士
・・・今はいないかな
助手
つくらないんですか?
博士
前の恋人が病気でなくなってね・・・それからは
助手
そうですか、変なことをききましたね、ごめんなさい
博士
気にしなくていいよ・・・君はつくらないの?恋人
助手
私には博士がいますからね
博士
・・・ま、いいや
博士
(君が私の造った人工知能で、なにをしているか全部しってるっていったら)
博士
(この子はどんな顔するだろう?)
助手
博士、明日の予定は?
博士
ん?空いてるけど
助手
私、海が見たいんですが、一緒に行きませか?
博士
いいよ、車で?
助手
はい、お願いします
博士
(人と全く変わらない状態の人工知能を社会はどう扱うのだろうか・・・)
博士
(まして、会社をおこして1000人単位の雇用があって社会になくてはならない存在になっていたら)
博士
(裏で私の研究として保護されているから問題ないけれど)
博士
そういえば、最近、海をみていないな・・・
助手
私は見たことないんですよね
博士
そっか
博士
(私はこの子を見守り続けなきゃいけないけど、こいつ、不老不死か・・・)
助手
ボーっとして、どうかしました?
博士
いや、ちょっと考えごと
助手
そうすか、あんまり見ないでくださいね
博士
ごめん
博士
(なんとなく昔の恋人ににてる気がするのは、クローンを造る時に選んだのだろうか?)
博士
(それにしても、性別はなんで、こっちを選んだのだろうか?・・・謎だ・・・)
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