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2件
今回もダンボちゃん、可愛かったです!
今回も面白かったです! 続き楽しみにしてます!
月日が経つのって本当早いんだなー。
4月に入学してからもう1ヶ月経つなんて信じられない。
そして球技大会まであと3日というところまできた。
今日は土曜日だけど部活は午前中からある。
だから部活のメニューも多め。
時には男バスと合同でランニングしたり試合をしたりする。
今日も男バスと合同らしい。
ピーーーーッ
イル
バンビ
〇〇
ナムジュン
ナムジュン
〇〇
ユンギ
ホソク
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジミン
ランニングを楽しそうに走っている人を見たのははじめて。
ピーーーーッ
イル
ボミ
〇〇
ユンギ
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジミン
私にとって地獄のフットワークがはじまったのに、
テヒョン先輩やジミン先輩は楽しそうにやってる。
ジン
ジン
エル
ホソク
ボミ
ボミ
エル
エル
ホソク
ボミ
ピーーーーッ
その後もメニューは続いた。
そして
ナムジュン
バンビ
テヒョン
ジミン
ジョングク
あのベージュパーカーの人も息が朦朧としてるんもんなぁ〜。
〇〇
イル
ジョングク
ジョングク
イル
ジョングク
ジョングク
イル
ホソク
ホソク
イル
ジン
ユンギ
ユンギ
休憩中にもずっとボールを触ってるユンギ先輩。
〇〇
やっぱり態度はいつもと変わらないんだな、、。
ホソク
ホソク
ジョングク
イル
イル
ジン
ジン
ナムジュン
ナムジュン
みんな3分じゃ足りない。
5月なのに汗が滝のように流れる。
そんな中平気で生きているユンギ先輩。
ジミン
ジミン
バンビ
〇〇
黙々と練習をしている姿はやっぱりかっこいいって思ってしまう。
ユンギ
でもなんか悔しい。
〇〇
だから私も立ち上がってゴール下に向かった。
ジン
〇〇
イル
〇〇
ボミ
ユンギ
先輩には負けない。
先輩を超える。
だから頑張るんだ。
ピーーーーッ
〜小さなダンボ〜
自販機で飲み物を買おうと校舎の裏に行こうとしたら、
「ねぇーねぇーバスケ部の先輩かっこよくない?」
〇〇
『あー!わかるわかる!シュート打っているところとかかっこいいよねぇー』
女子らしき声がしたため影でこっそり隠れて話を聞いた。
バスケ部の話をしている中バスケ部である自分が現れたら嫌でしょ?
仕方ないから待機するしかなかった。
「でもさーキム・ウヌ先輩が1番かっこよかったみたいだよ!」
〇〇
『えー誰?その人』
「すごく優しくてかっこいい人だったらしい!」
「元バスケ部の人」
『へーそうなんだ』
『その人は今なにしてるの?』
「バスケで全国大会にも出たくらいだからもしかしたらバスケ界にスカウトされたんじゃない?!」
〇〇
『でもそんなキム・ウヌっていう人聞いたことないよ?』
「うそー」
「だって結構有名な人だよ?」
『あー、、』
兄ちゃんは全国大会にいって活躍していた。
1番輝いていた。
そりゃみんなからも注目されるよね。
〇〇
でも今はそんな話聞きたくなかった。
ただただ苦しいだけだから。
私は飲み物を買わずにその場から去った。
昼ごはん食べた後は主に練習試合とかをした。
男女合同の試合で私はユンギ先輩と対決したけど、
やっぱり素早くて手にも負えない。
当たり前だけど負けるよね。
そして部活が終了して解散した。
球技大会まで今日入れてあと3日。
つまり月曜日にはもう球技大会がはじまっている。
今のままじゃ私は勝てない気がした。
だから
〇〇
イル
エル
テヒョン
ホソク
ホソク
ジン
イル
〇〇
〇〇
イル
〇〇
ジョングク
イル
イル
イル
〇〇
そして体育館には私1人になった。
ナムジュン
ナムジュン
イル
ナムジュン
ナムジュン
イル
ジン
ジミン
イル
イル
ジョングク
バンビ
テヒョン
ジョングク
ジョングク
イル
イル
イル
ジョングク
ジョングク
ジン
ジン
ジン
〇〇
先輩方が帰っても私はボールを投げ続けた。
もう手が痛い。
突き指もしだけどそんなの関係なかった。
〇〇
よくお兄ちゃんも夜遅くまで残っていたことを覚えている。
帰ってくるのがいつも遅かったから。
試合の前日とかは手がボロボロだった。
それでも大丈夫って笑顔で言ってた。
この痛さを笑顔で耐えられるお兄ちゃんは本当すごいと思う。
〇〇
もう1度シュートを打とうとしたらボードに当たって外してしまった。
ボールが遠くの方まで転がってしまった。
私はボールをとりに行こうとしたら、
〇〇
ユンギ
上から声がした。
〇〇
〇〇
あまりの驚きに声が響いてしまった。
え!な、なんであんたいるの?!
みんなで帰ってなかったの?
てかさ今まで上から見てたってことでしょ?
いや恥ずかしいじゃん!
ユンギ
ユンギ
〇〇
なにそれ
なんかめちゃくちゃむかつくじゃんかよ!
手が言うこと聞かないんだよ!
もー早く帰ってよ〜、、
〇〇
ボールを取ろうとしたら突き指になったところに激痛がはしる。
〇〇
ユンギ
大丈夫。いつものことだし、、。
心の中で何百回唱えたことか。
私はまたボールを持ってゴール下に向かった。
でもなかなかシュートが入らない。
〇〇
ユンギ
いつ下降りてきたんだよ。
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
言い方うざいけど従った。
〇〇
〇〇
ユンギ
突き指になっている右手を出したら強く握ってきてまた痛みがはしった。
〇〇
ユンギ
そんな強く握ることなくない?!
怪我人に対してなにそれ!!
先輩は私の指にテーピングしてその上から保冷剤を当てた。
ユンギ
〇〇
〇〇
いや医者かよ。
医者だったらもっと優しいはずだけどなぁー、、
ユンギ
ユンギ
〇〇
〇〇
ユンギ
ユンギ
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
ユンギ
ユンギ
は、、。待って。
もしかしてあのこと忘れてるの?
ふざけてるだろ、、。
〇〇
〇〇
〇〇
なにも言えないじゃん、、。
うわぁ恥ずかしいわ自分、、。
てかさ普通覚えとくだろ?!
〇〇
ユンギ
〇〇
しばらく静寂な空気になった。
なに話したらいいのかもうわかんなくて。
好きな食べ物は?とか?ここは安定に定番な質問をすべきか。
いや私はまずなんでここにいるのかが聞きたいかも。
聞くか、、。
ユンギ
〇〇
あーぶっ込んできたー。
ユンギ
ユンギ
〇〇
〇〇
ユンギ
ユンギ
ユンギ
え、私のこと見てたの?!
嫌だ怖いな、、!
シュート外したりしたらなんか言うんだろ?
怖いからやめてよ、、。
先輩は簡単な質問をしてきた。
でも何故か答えられなかった。
〇〇
でも目を閉じてゆっくり考えた結果、
やっぱりお兄ちゃんが出てきたんだ。
〇〇
〇〇
ユンギ
あえて名前は伏せていった。
〇〇
〇〇
ユンギ
でもある時その人は怪我をしていたんです。
手もボロボロでしたし、突き指で指はテーピングだらけだったんです。
〇〇
〇〇
〇〇
まだ幼かった私にはわからなかったんですよ。
どうして怪我してまでバスケをやるのか。
でも
兄
兄
兄
〇〇
笑顔でそう言ったんです。
そしてまたボールを持ってゴール下に向かって走って言ったんです。
その人は高く飛んでダンクシュートを打ちました。
〇〇
まるで大きな翼を使って高く飛んだんです。
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
ユンギ
ユンギ
え、それだけ?
ふーんで終わり?
私結構喋ったじゃん。
もっとなんか言ってよ。
ユンギ
〇〇
〇〇
いやそう言う余計なことは言わなくていいんだよ!
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
やば、、変なこと言っちゃった、、。
てか奢ってくださいって馴れ馴れしく言う後輩いるか?
絶対私だけじゃん!
ユンギ
ユンギ
〇〇
言っちゃったことは仕方ないし、ここは言い切るしかないよね?
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
そう言うけどちゃんと指切りしてくれた先輩。
いつもそう言う素直な感じでいてくれたらいいのにな。
〇〇
〇〇
22:00にもなって学校にいるなんてある?普通
ユンギ
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
ユンギ
そう言って先輩はポケットに手を突っ込み歩いて行った。
〇〇
〇〇
〇〇
もう先輩なのかわからないってくらい馴れ馴れしく喋っちゃってるけど。
この先輩はなんかいじり害があるっていうか、、。
いや失礼だけどね!
ユンギ
ユンギ
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
〇〇
ユンギ
〇〇
月曜日
いよいよ今日球技大会。
突き指もだいぶ痛みは沈んだ。
体調も万全!
朝は先輩方と一緒に学校へ向かった。
エル
イル
〇〇
3年生のイル先輩とバンビ先輩は髪型も可愛くしていた。
〇〇
バンビ
バンビ
ボミ
イル
〇〇
イル
エル
エル
〇〇
土曜日って、、
あの先輩と22:00まで喋ってたやつか、、
〇〇
〇〇
バンビ
バンビ
さすがにそこは言えないな、、
イル
イル
〇〇
〇〇
いや違いますね、はい。
ボミ
イル
〇〇
えーーーーなんで知ってるの?!
いましたって言ったらやばいだろ。
男女2人きりで体育館にいたらどんな妄想されるか、、!
あー気持ち悪い!!
〇〇
イル
イル
エル
イル
バンビ
バンビ
ボミ
〇〇
〇〇
汗かきながらめちゃくちゃごまかした。
イル
エル
イル
イル
ジャージに着替えて
全学年生徒が外の校庭に集まった。
生徒を代表して3年生の人が選手宣誓をしていた。
はじめての球技大会だけどすごくワクワクしてる。
お兄ちゃんはここの球技大会でたくさん活躍したらしい。
たくさん飛んだんだ。
だから私もたくさん飛ぼう。
これより第65回竜驤高校球技大会を開幕いたします!
最初の種目はサッカーです。
試合に出る選手は準備してください。