矢野 友晴
はい、どうぞ。…お姉さん、大丈夫?
その男性は、急に声をかけてきた
矢野 友晴
な~んか、疲れてそうな顔してるけど?
高野 いろは
だ、大丈夫です…
高野 いろは
拾ってくれてありがとうございます
矢野 友晴
矢野 友晴
(いい人見~つけた…)
一瞬だけ男性の顔を見てお礼を言い、私はマンションの中に入った
高野 いろは
(さっきの若いお兄さん、初めて会ったな…)
高野 いろは
(あの人もここの住人なのかな?)
そんな風に思っていると、いつの間にかさっきの男性もエントランスに入ってきていた
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