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瑞希

はぁっ.....はぁっ....はぁっ.....

瑞希

(一人で走ってきちゃった....)

瑞希

(でもっ、早くしなきゃ刹那が!!)

瑞希

(あぁ、刹那の歌声が聞こえる...)

瑞希

はぁ...はぁ...はぁ....はぁ

バン!!

瑞希

刹那!!

刹那

.....瑞希

刹那

もう来ちゃったの?

私が見た時刹那は既に柵の先に居た

瑞希

ねぇ!!危ないよ!!

瑞希

お願いだから戻ってきて!!

瑞希

私刹那が居なきゃ生きていけない!!

刹那

瑞希なら、私が居なくても生きていけるよ(ニコ

刹那

たかちゃんも千冬もマイキーもみんな居るよ(ニコ

刹那

だから私の分まで生きて?

瑞希

いやっ!!いやいやいや!!

瑞希

お願いだから死なないで!!

刹那

ごめんね....私の分まで幸せに生きて(ニコ

刹那が手前の方へと体を倒す

瑞希

いやっ!!行かないで刹那!!

瑞希が刹那に手を伸ばした

でも届かなかった

瑞希

いやっ!!!!

グチャ

瑞希

あ、あぁ泣

瑞希

うわぁぁぁぁぁぁぁ

瑞希

あぁぁぁぁぁぁぁ

三ツ谷

くっそ!!間に合わなかった!!

瑞希

あは....あはは

瑞希

もう.....いい.....全部いらない.....

瑞希

もう.....いいよね

ゆっくりと柵の方へ歩いて行く

三ツ谷

お、おい瑞希?

千冬

瑞希さん!!

ギュッ

瑞希

離して千冬

千冬

嫌です!!

瑞希

いいから離してよ!!

千冬

離したら瑞希さんも死んじゃいます!!

瑞希

それでいいの!!

千冬

良くないです!!

瑞希

なんでよ!!

ポロポロと涙を流し始める

瑞希

あの子が苦しんだなら私も苦しまなきゃ行けないの!!

千冬

刹那さんはそんなの望んでない!!

千冬

刹那さんは瑞希さんの幸せを願ってる!!

千冬

瑞希さんにはお母さんもお父さんもいるじゃないですか!!

瑞希

そんなの関係....ないよ.....いや.....ある...か....

瑞希

うぐ......うう.....なんで....なんで私は.....刹那を.....助けれないの.....

🚑<ピーポー

瑞希

気づいた人が読んでくれたんだ......

瑞希

私も下に行こう

瑞希

可愛い顔が.....血で隠れちゃってるよ...ポロ

救急隊員

誰か付き添いを!!

瑞希

私が行きます....

三ツ谷

俺らもあとから行くから!!

瑞希

.........

瑞希

約束......したじゃん

三ツ谷

瑞希!!刹那は!?

瑞希

三ツ谷、ここ病院だから静かに.....

三ツ谷

あ、お、おう

数時間後

カチ(光が消える音)

三ツ谷

先生!!刹那は!?

先生

ご友人....ですね

先生

.......私たちにできる最大限のことはしました......

先生

すみません.....助けられませんでした......

瑞希

.......そう...ですか

先生

瑞希さん....はあなたですね

瑞希

はい.....

先生

お亡くなりになる前に刹那さんが

先生

「瑞希に僕の部屋の引き出しをみて瑞希しか見ちゃダメ会社のことお願いね社長だけ決めてくれればいいからそれと瑞希は生きて」

先生

荒い呼吸の中そう言っていました。

瑞希

そう...ですか....

先生

お顔見ていきますか....?

瑞希

私は...いいです.....刹那のスマホといえのかぎだけ...ください

瑞希

私の代わりにあそこの男子たちに見せてあげてください.....

瑞希

私が今から帰ること....あの人たちには言わないでください

瑞希

お願いが沢山でごめんなさい

瑞希

お願いします

先生

分かりました....

先生

お気おつけてください

瑞希

ありがとうございます....

まだ夕方だよ?夕方だからね?

瑞希

..............

瑞希

大好きな人や大切な人を失った時ってこんな辛いんだね刹那

瑞希

刹那の気持ち全部知ったつもりだった

瑞希

ごめんね、こんなのただの偽善者だよね

夕方だってばぁぁぁぁぁ

瑞希

いつも一緒にここまで歩いてたのにね

瑞希

ここで何度一人で苦しんでたのかな

瑞希

何度一人で泣いたのかな

瑞希

なんどこの布団の上で悪夢を見たのかな

瑞希

助けてあげられる時なんていつでもあったじゃん

瑞希

なんで私は助けてあげれなかったのかな

瑞希

私のバカ....

瑞希

引き出し.....

引き出しを開ける

瑞希

手紙?

今瑞希がこれを読んでるってことは私耐えきれずに自殺しちゃったんだね....

もしそれで瑞希が自分を責めてたらそれは瑞希のせいなんかじゃないよ。だから瑞希は責任を感じないで欲しいな

でも、お願いをしちゃう僕って酷いよね。あのねこれから先きっと誰か一人が絶対に欠ける、その誰か一人はきっとマイキーだと思うの。

きっと瑞希はなんでマイキー?ってなると思う。でもなんかマイキーの気がする。真一郎君が死んじゃった時も今にでも消えそうな顔だった、場地のおかげで立ち直ったみたいだけど。

僕が自殺したことでマイキー自分を責めちゃうんじゃないかなって思ったんだ。瑞希がマイキーを許してないのも知ってる。でも出来ればマイキーが道を間違えないようにして欲しいな

一人一人が幸せでいられることを願ってるね。瑞希には荷が重いかもだけど僕の分までみんなと幸せに生きて

会社の社長に任命する人は □□さんで 蘭ちゃんと竜ちゃんにもよろしくね

瑞希

............ポロポロ

瑞希

刹那のバカ.....ポロポロ

その後瑞希は会社の社長を決めた

そしてその後瑞希はマイキー達の前から、両親の前からも姿を消した

瑞希がいつも身につけていたのはいつの日か千冬から送られたネックレスだった。そのネックレスだけは絶対に手放すことは無かった。そして刹那からの手紙も手放すことは無かった。

???

ボス行きましょう

???

...........ん

もしも........~完~

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コメント

3

ユーザー

う、うぅ刹那ちゃぁぁん!!

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