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ないこ
彼女の誕生日、俺はそう呟いた
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
彼女……悠佑の好きな食べ物は 沢山あるからこそ、悩む
ないこ
ないこ
昔、俺が珍しく作ったドーナツ 美味しいといって食べてくれていた ________そんな思い出に耽る
ないこ
ないこ
ないこ
アニキは美味いって言って、食べて くれんのかなぁ…。
ないこ
ないこ
ないこ
……着いた
ないこ
ないこ
ないこ
作ってきたドーナツと 花屋で買ったスターチスを そっと君の側に置く
ないこ
あの日から丁度一年が経つ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
もちろん、プレゼントを持って
君の墓に背を向けて歩き出した
悠佑
ないこ
確かに今__________
誰もいない君の墓の前で立ち尽くす
ないこ
ないこ
溢れそうになる雫を払って 君の前で言いたかった言葉を言う
ないこ
ないこ
これから先もきっと__________
ないこ
夕日を眺めながら思う
ないこ
一雫の涙が零れ落ちる
1月10日 今日は晴れていた