私と文は双子だった
流れてる血は違うけど双子
そんな関係だった
ある日、文が体調を崩した
直ぐに治るだろうと思っていたのも束の間
文はその一週間後に死んでしまった
文の体からは毒が検出された
毒を仕込んだのはお母さんだった
それから私は蝶よ花よと育てられてきた
それが嫌になって
逃げ出した事があった
帰ってきた時、私は殴られ蹴られ切り付けられ
気付いたら全身真っ赤になってた
当主様から、人を殺せと言われた
逆らったら私が死ぬ
ごめんねを何回も繰り返しながら
私は血塗れになった自分の手を見た
何処から、私の人生は変わってしまったのだろうか
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コメント
1件
最高!です。