目が覚めると、見知らぬ天井
そして消毒の匂いが鼻をツンとさす
…喉をやられたのか
声は微かにしか出ない
耳も若干だが聞こえずらい
稲宮 文梅
これからどうしようかな
屋上から堕ちよーかな
あー…でもな
ロープでも良いかも
でも痛いって言うしな…
____ガラララ…、
宮 薫
稲宮 文梅
何でコイツが此処に来るんだ…
宮 薫
稲宮 文梅
宮 薫
ビクッと震えるコイツ
変な声だと思うか
そりゃそうだろうな
稲宮 文梅
どうせ、表面上だけ____
宮 薫
稲宮 文梅
宮 薫
稲宮 文梅
明らかにさっきとは違う態度に驚きつつも警戒する
精神科行きだな…こりゃ
宮 薫
すると、宮は近くにあった花瓶を私目掛けて
投げてきた
パリーンと言う音と共に
片目がボヤけて見える
視界が真っ赤で
宮 薫
宮 薫
何今謝ってんの
こんなの今に始まった事じゃない
きっと直ぐに終わる痛み
稲宮 文梅
その一言だけは
何故かハッキリ言えた
更新 ・・・ ♡×55↑
コメント
1件
いつも楽しく読んでいます。!