今日もこの世界で貴方と微笑むことができたなら

最初の頃こそ"絶好調"だった

何でも上手く行ってた

「何でもチャレンジって面白い！」

「リクエストもOKですか？」

「いつも見てます！！」

など色々な意見をくれた

部活は楽しくて、どんどんやりたくなったしどんどん色々なことに挑戦するつもりだった

"最初の方こそ"

ある日突然のことだった

ブラックが5日学校に来ないなんて

僕達には信じられなかった

その次の日は雨が降っていたな…

ブラックは

変わり果てて登校してきた

ブラックが珍しく怒鳴った

僕達に…声を怒鳴らせた

ブラックはそう言い残して教室から出ていった

その背中を見て、もう戻ってこないような気がした

"得なんかあるわけねぇ"

クラスが更にざわざわしてきて、僕の心は焦りと不安でいっぱいだった

ブラックのこと、詳しく知りもしないくせにそうやって忠告する

とにかく不安でいっぱいなブラックより

僕はこいつらの方がよっぽど嫌いだ

陰で愚痴を言うのが、"1番嫌い"

僕らの"親友"を

次回に続く