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2 - 第2話 家族関係

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2024年10月06日

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放課後

僕はひとりで家へ帰る

白兎(はくと)

...

白兎(はくと)

ただいま...

  

優人(ゆうと)

兄さんおかえり

白兎(はくと)

うん、ただいま

彼は僕の1つ年下の弟の優人だ

彼はスポーツや勉強 なんでも出来てしまう天才だ

夕食時

 

僕は席についてご飯を家族と食べる

すると...母親が口を開く

母親

白兎。

母親

今日テスト
返ってきたらしいわね。

母親

どうだったの?

白兎(はくと)

ゴホッゴホッ...

なんで知っているんだ...

優人(ゆうと)

だ、大丈夫?!兄さん?

白兎(はくと)

う、うん。大丈夫。...〜点(ギリギリ赤点回避)

父親はさっきまでは真剣に僕の話を聞いてご飯を食べていたが僕の点数を聞いて興味をなくしたように目を逸らす

母親

あのね、白兎。

母親

優人を見習いなさい。

出た。

もう何百回も聞いたこの言葉。

この後のパターンはだいたい決まっている

母親

優人は

母親

勉強も頑張っているし

母親

運動も頑張っているのよ

母さんが優人のことを褒めちぎって

父親

そうだぞ。

父親

優人は凄く努力してるんだ

父さんが優人を褒めちぎって

優人(ゆうと)

ちょっとやめてよ。

優人(ゆうと)

僕の話はいつもやめてって

優人(ゆうと)

言ってるでしょ

優人(ゆうと)

大丈夫?兄さん

優人(ゆうと)

気にしなくていいからね。

弟に庇われる

母親

でもね

母親

こうでも言わないと

母親

白兎のためにならないでしょ?

父親

そうだぞ、優人。

父親

わかってくれ。

優人(ゆうと)

僕がやめてって言ってるんだからやめて。

優人が語気を強めて言うと両親は黙る

白兎(はくと)

あ、あはは...

優人(ゆうと)

さっ...食べよ。兄さん。

白兎(はくと)

う、うん...

夕食を食べ終わり、部屋へ向かう

すると、風呂へ向かっている優人と 鉢合わせる

優人(ゆうと)

あっ...兄さん。

もちろん。風呂はいつも優人が先だ。

優人(ゆうと)

あ、あのさ!

白兎(はくと)

...?

優人(ゆうと)

僕は兄さんのこと尊敬してるから!

白兎(はくと)

ありがとう...?

白兎(はくと)

でも、僕の尊敬するところなんてないよ

優人(ゆうと)

そんなことないよ!

優人(ゆうと)

母さん達が言ってたことは気にしないで

優人(ゆうと)

僕はすっごく尊敬してるんだ

優人(ゆうと)

昔、迷子になった時

優人(ゆうと)

兄さん、僕を見つけ出して

優人(ゆうと)

おんぶして家まで送ってくれたでしょ?

白兎(はくと)

...それは昔のことだよ

白兎(はくと)

今じゃない。

優人(ゆうと)

そ、そんなことっ...

僕はそのまま部屋へ向かう

はぁ...

せっかく優人が励ましてくれているのに

なんて最低な兄なんだ...

 

 

優人(ゆうと)

ボソッ)僕は本当に兄さんのことか好きなのに...

未来

ここまでー

未来

バイバイ
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