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あの衝撃の上映会から数日。 街中が「そら様とジェジェ様はお付き合いしている」という前提で動く中、そらちゃんはついに観念して、ジェジェとの「初デート」に臨んでいた。
そら
ジェジェ
ジェジェは蒼い瞳を少しだけ潤ませて、上目遣いでそらちゃんを見つめる。
そら
二人が新設された「魔法庭園」で、エディブルフラワー(食べられる花)のアイスを仲良く「あーん」し合っていた、その時だった。
ドオオオオオオン!!!
突如、庭園の結界が激しく揺れ、空に巨大な魔法陣が展開された。
自称そら親衛隊
現れたのは、クレイマンの残党や、そらちゃんに憧れるあまりジェジェに殺意を抱いた異国の強者(自称:そら様親衛隊)たちの連合軍だった。その数、およそ5000。
自称そら親衛隊
そら
だが、隣に立つジェジェの温度が、一瞬で絶対零度まで下がった。
ジェジェ
ジェジェはそらちゃんの手を優しく離すと、一歩前へ出た。その背中からは、今まで見たこともないような禍々しくも美しい「蒼い炎」の翼が広がっていく。
ジェジェ
そら
ジェジェ
ジェジェ
ジェジェは空中で「パチン」と指を鳴らした。 すると、軍勢は消滅することなく、全員が**「ジェジェがいかにそらちゃんを愛しているか」という説教動画を脳内で100年分見せられる**という、精神的地獄の刑に処されながら、彼方へと転送されていった。
静寂が戻った庭園。ジェジェは、何事もなかったかのようにそらちゃんの隣に戻り、溶けかけたアイスを指ですくって自分の口に運んだ。
ジェジェ
そら
ジェジェ