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六月 真奈

ゴクッゴクッゴクッ

六月 真奈

ぷはぁぁ!!

手に持ってる飲み物を豪快に飲む真奈

白町 凪紗

あはは!真奈おじさんみたい!

吟羽 舞夢

これ…酒じゃない…よね?

優來 はる

確か真奈って未成年…

それを心配する3人

鏡狂 悠斗

安心してくれ、それは風亜さんから貰ったただのジュースだ

吹雨希 悠穂

野菜ジュースだよ〜

白町 凪紗

この村で作った野菜で作ったジュースなんだってさ

白町 凪紗

村に残ってるわずかな野菜で作ったらしいよ

吟羽 舞夢

それはなんだか申し訳ないな…

吹雨希 悠穂

怪物を倒してくれたお礼と、魔王討伐への応援の意味を込めてくれたんだよ

白町 凪紗

そうなんだ!

舞夢達8人は宿屋に帰り、風亜からお礼として貰ったジュースを飲んでいた

吟羽 舞夢

ところで、この村で悪さをする怪物を倒したから、次へ行くんだよね?

白町 凪紗

そうだよ

吟羽 舞夢

次ってどんなところなの?

白町 凪紗

次の街では…

ゆうナギは少し表情が暗くなって言った

白町 凪紗

人が、行方不明になっているんだ

六月 真奈

行方不明?

真奈が聞く

吹雨希 悠穂

町では時々行方不明になる人が現れ出している

吹雨希 悠穂

それは怪物のせいだろうと言われてるんだよ

白町 凪紗

そう、だから、僕達はそこへ行って行方不明者を出さないようにしないといけない

吟羽 舞夢

なるほど…

白町 凪紗

じゃあそれと、行方不明者も探さないといけないね!

凪紗が元気いっぱいに叫ぶと、ゆうナギ達4人は少し気まずそうにした

吟羽 舞夢

どうしたの?

舞夢が問いかけると、悠穂はいつもの笑顔に戻って言う

吹雨希 悠穂

なんでもないよ

吹雨希 悠穂

そうだよね、行方不明者も探さなきゃだもんね

六月 真奈

うん!!!

真奈は元気よく返事したが、舞夢と凪紗は何か違和感を感じていた

そしてはるは…

優來 はる

(あの顔…俺の宗教の話の時も…)

優來 はる

(絶対、何かある)

優來 はる

(俺たちに話せないようなことが…)

各々がそれぞれの思考をしていた時、部屋の扉が開く

宿屋

勇者様方、お風呂の準備ができました

白町 凪紗

ありがとうございます〜

お婆さんはそれだけ言うと扉を閉めて去っていった

白町 凪紗

それじゃあ、僕はお風呂にでも入ろうかな

六月 真奈

ここのお風呂ってどんなんだろう?

真奈が疑問を投げかけると、るいのが答える

風音 るいの

大浴場だよ

風音 るいの

露天風呂もあるから夜景見れるよ

六月 真奈

露天風呂!夜景!!

真奈はテンションが上がる

六月 真奈

るいのちゃん!!一緒に行こ!!

風音 るいの

仕方ないなぁ…

るいのは満更でもなさそうに真奈に手を引かれていく

鏡狂 悠斗

満更でもなさそう…

悠斗がボソッと言うとるいのは悠斗をギロッと睨みつけた

風音 るいの

後で覚えてな、悠斗…

鏡狂 悠斗

ひぇ…

吟羽 舞夢

仲良さそう…

舞夢が呟く

吹雨希 悠穂

るいのと悠斗はいつもああなんだよ

悠穂はクスッと笑いながら言う

吹雨希 悠穂

それじゃあ、俺らもお風呂に入ろうか

その言葉で全員お風呂へ向かった

六月 真奈

んああああ〜…

六月 真奈

極楽だぁ…

真奈はお風呂に顔まで浸かりそうな程にくつろいでいる

風音 るいの

髪や顔付かないようにね

風音 るいの

他の人も入ってるんだからね?

六月 真奈

はい!るいのお姉ちゃん!

るいのが注意すると真奈はピシッと姿勢よく座る

風音 るいの

い、いつの間にお姉ちゃんになったんだ…

とは言いつつ顔を赤らめ満更でもなさそうなるいの

吟羽 舞夢

嬉しそう…

風音 るいの

う、うるさい!!

否定もしないるいの

優來 はる

……

温泉に浸かりながらはるは考えていた

悠穂について引っかかったことを

1つ目、悠穂がはるの宗教をリドール教だとわかったこと

2つ目、悠穂含めゆうナギ達4人が「行方不明者を探す」という目的ではなく「行方不明者を出さないようにする」という目的を出したこと

そしてその後まほ凪紗が「行方不明者を探す」と言った時に4人ともが気まずい雰囲気を放ったこと…

優來 はる

(まずどうして悠穂は俺をリドール教だとわかったかだ…)

優來 はる

(悠穂もリドール教だった?)

優來 はる

(だとしたらあの不気味な反応はなんだ…?)

優來 はる

(あれは明らかに軽蔑というか嫌悪というか…)

優來 はる

(何かしらの負の感情を抱いていた)

優來 はる

(ということは…)

優來 はる

(知り合いにリドール教信者がいた?)

優來 はる

優來 はる

(…だったとして、俺には関係ないか)

そしてはるはもうひとつ考え出す

優來 はる

(そして行方不明者を探すのではなく出さないようにすると選択した理由だ…)

優來 はる

(まあ、俺的には面倒なことが減るのは喜ばしいことだが…)

優來 はる

(俺らの凪紗と同じような感性を持っているであろうあの凪紗までがああいった反応をするのは少し違和感があるな)

優來 はる

(まあ、確実に何か知っているんだろうな)

一通り考えるとはるは立ち上がった

白町 凪紗

あれ?はるもう出るの?

優來 はる

これ以上入るとのぼせるだろ

白町 凪紗

そっかぁ〜

そのままはるは浴場から出ていった

そしてゆっくりと休み、次の日

六月 真奈

みんなおはよー!!

風音 るいの

んん…うるさ…

吹雨希 悠穂

みんなおはよう〜

吟羽 舞夢

んぁ…朝ぁ…?

鏡狂 悠斗

zzz

白町 凪紗

んん…起きた、起きたぁ…zzz

白町 凪紗

僕もぉ…zzz

六月 真奈

みんな起きろー!

優來 はる

(うるさい…)

真奈が全員を叩き起す

六月 真奈

それではレッツゴー!

全員を起こした真奈

朝ごはんを食べ、8人は風亜に挨拶し、次の街へ行くことになった

吹雨希 風亜

いやー、ほんとにありがとう

吹雨希 風亜

これが一時的なものだったとしても、希望が見えたよ

白町 凪紗

それなら良かった!

吹雨希 風亜

元凶の魔王も頑張って倒してくれよな

六月 真奈

もちろん!

吹雨希 風亜

それじゃあ、お気を付けて

白町 凪紗

さよなら!

舞夢達は次の街へと進み始め、風亜は手を振る

吟羽 舞夢

次の街では行方不明者が出るって言ってたけど…

吟羽 舞夢

一体なんで行方不明になるの?

舞夢が問うと悠斗が答えた

鏡狂 悠斗

何者かに連れ去られる

鏡狂 悠斗

分かるのはこのくらいかな

六月 真奈

肝心の誰に連れ去られるかがわかんないよー…

真奈が不満を示す

白町 凪紗

仕方ないんだよ

白町 凪紗

誰も、行方不明になる現場を見ていないんだから

優來 はる

確かに、現場を見ているならその場で助ければいい話だもんな

白町 凪紗

そういうこと

六月 真奈

でも、そんなに簡単に行方不明の現場に遭遇できるものなのかなー…

吹雨希 悠穂

魔法使ったりとか、できるだけのことはやってみようと思ってるけど…

鏡狂 悠斗

まあ、上手くいく保証はないな

六月 真奈

そっかー…

そんな話をしていると、門が見えてきた

吟羽 舞夢

何あれ…門?

白町 凪紗

あれが目的の街、雷雲街だよ

白町 凪紗

雷雲街…

舞夢達は門をくぐり、街に入ろうとした

すると、行く手を槍で阻まれる

六月 真奈

……え?

白町 凪紗

ねぇちょっと

白町 凪紗

通れないからその槍どかしてくれないかな?

凪紗が槍を構えている2人の兵士に話しかける

すると、兵士達の後ろからリーダーらしき兵士が現れる

緋桜 柳

通す気がないからこうしているんだ

吟羽 舞夢

通す気がないってどういうこと?

舞夢はいつもよりトーンが低くなって返答する

緋桜 柳

今この街では行方不明者が多発している

緋桜 柳

身元のわからない者は街に入れる訳にはいかない

緋桜 柳

さあ、あっちへ行け

柳は舞夢達に向かって槍を突き付ける

吟羽 舞夢

危なっ…

白町 凪紗

ねぇ、兵士さん達入れてくれそうにないけど…どうするの?

白町 凪紗

これはちょっと僕達も想定外だったな…

六月 真奈

ゆうナギくんから借りてるペンダントを見せて勇者だーって言うとか?

白町 凪紗

よし!ちょっとやってみよう!

凪紗は兵士達に近付くと、勇気のペンダントを見せた

緋桜 柳

なんだ?

緋桜 柳

それは…勇気のペンダントか?

白町 凪紗

よく知ってるね

白町 凪紗

そうだよ

白町 凪紗

僕達は魔王を倒すために旅をする勇者パーティ

白町 凪紗

街に入れてくれないかな?

兵士達にペンダントを見せる凪紗を見ながら会話をする舞夢達

六月 真奈

あれなら行けそう!

吹雨希 悠穂

さすがに勇者の頼みは断らないでしょ…

ところがそんな期待は裏切られることになる

緋桜 柳

勇者か

緋桜 柳

魔王討伐のために冒険しているのは望ましいことだが、あいにくこの街は今出入り禁止でな

緋桜 柳

この街を通らなくても魔王城へは行けるからあっちの道を通りなさい

柳は門の外を指差す

白町 凪紗

ダメか…

凪紗は舞夢達と一緒に門から少し離れ、作戦会議をする

六月 真奈

どうするの?!

六月 真奈

勇者でも拒まれちゃったよ!

白町 凪紗

いやー…ほんとに想定外すぎて…どうしよ…

風音 るいの

今までってどうやって街入ってたっけ…

白町 凪紗

今までは普通に入れたり、誰かの紹介で入ったり…

白町 凪紗

それだよ!

白町 凪紗

誰かの紹介があればいいんだ!

鏡狂 悠斗

でも、あの街は今“出入り禁止”って言っていた

鏡狂 悠斗

あの街の住民で外に出てるやつって居ないんじゃないか…?

そんな話をしていると、舞夢達はとある人物に話しかけられる──

異世界旅路〜失われゆく世界を旅する少女〜

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