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サンタ
サンタとは、天界の天使の老いぼれがやる仕事、
1年たっぷりゆっくりしていただからか
脂肪が詰まったお腹を大きく揺さぶりながら立ち上がる
サンタ
俺はサンタ、日本を担当する10人のサンタの中の1人
サンタ
サンタ
サンタの服に着替え外に出た
サンタ
トナカイに一言声をかけ、後ろに着いている魔法のソリに乗る
トナカイはぐぅ、と呻き声を上げた
サンタ
サンタ
サンタは空を飛んで日本に向かった
ある程度配り終え、椅子に腰をかける
サンタ
サンタ
深夜の中どこからか聞こえる啜り声
サンタ
声が聞こえる方に向かった。
男の子
サンタ
サンタ特有の透明魔法を使い泣いている子をみつけ後ろにたっている
サンタ
あまり居たらサンタ業界から虐められる
男の子
サンタ
サンタ
サンタ
立ち去ろうとした時、リビングに目がいった
机の上には俺に向けたメッセージと、
クッキー、
サンタ
サンタ
机の横にある椅子に腰をかけ魔法を解く
サンタ
男の子
サンタ
その一言になれないのかムズムズする
男の子
サンタ
サンタ
クッキーをひとつとりかじる
男の子
男の子は顔を輝かせこちらに寄ってきた
サンタ
パチンと指を鳴らしプレゼントを出す
男の子
男の子は飛び跳ねた。
少し話したあと、、
サンタ
男の子
泣き始める男の子に、
サンタ
にっこりと微笑む
すると
ガチャりと音を立てて玄関のドアが開く
母親
男の子
男の子が指した方には誰もいない
母親
男の子
母親
母親
男の子
サンタ
魔法のそりに乗り夜空を駆ける
サンタ
はじめてこの仕事が楽しいと感じた
男の子みたいに俺を待ってる子がいるんだなっと
星が輝くクリスマスの夜
俺ははじめて笑みを浮かべた
