主
主
主
主
冷たい感触が肌に伝わる
司
俺がそう言い終えると、足音が聞こえてくる
類
よく知った声、顔
司
そこにいるのは紛れもなく類なのに、類が別人に見えてしまう
司
強がってそう叫んだが、声が震える
類
司
司
相変わらず震えはとまらず心臓もうるさい
類
司
司
驚きを必死隠すためにできる限り強く叫ぶ
類
類
類
そう言いながら類の目からは涙が溢れている
類
類
何か言わなきゃいけないと思う。でも、言葉は喉の奥に引っかかって一向に出てこない
類
類
気がついたら類を抱きしめていた
類
司
司
その言葉が自然と溢れた瞬間理解した
俺は類が好きだって
類
司
なぜか俺は気持ちが溢れ出し涙を流しながら類の唇に
接吻をした
司
しばらくの沈黙の後、類は俺を抱きしめてこう言った
類
二人、目を真っ赤に腫らして抱き合う。少しおかしな光景だ
そして俺はなぜか類を押し倒した
類
司
独占欲が強かったのはどうやら俺の方だったみたいだ
主
主
主
コメント
2件
うっわ最っ高です!攻めが監禁されるパターンは中々に珍しいですね!ですかその違和感を払拭できる程に良い作品でした!次回も楽しみにしてます!