どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
もふ(一万希望風)
もふくんは野次馬が集まっていないことを確認して、俺を地面に降ろした
もふ(一万希望風)
どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
もふくんは、自分の胸元からスマホを取り出した
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
そう言って、もふくんは家の中にまた戻っていった
彼が居たうちは平気だったのに、
いなくなった途端、急に大きな不安に飲み込まれそうになって、…
足が震えて、膝をついてしまった
なんとかしようと、俺はわざと元気な声を上げた
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
パスワード…
どぬく(大湖奈音温)
えぇい、もうがむしゃらに試しちゃえ!
もふくんの誕生日、…
ヒロくんの誕生日…
うりの誕生日、…
百野学園2-Bだから、
10022とか、…
どぬく(大湖奈音温)
もしかして、…
俺の誕生日…
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
プルルルル
警察
その声を聞いた瞬間、
俺は限界を迎えた
声が、弱々しく震える
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
警察
どぬく(大湖奈音温)
警察
ツーツーツー
どぬく(大湖奈音温)
俺は、もう呼吸もままならなかった
恐怖と、不安と、…
どぬく(大湖奈音温)
さっきから、奇声と怒鳴り声と何かを殴る音、叩きつける音が止まらない
俺、3人にだけはッ…
どぬく(大湖奈音温)
どぬく 母
バコッ
ヒロ(風洋ヒロ)
母親が抵抗し、ヒロくんの頬を殴った
決してひるまなかったが、ヒロくんの綺麗な肌には、少しの赤みが残った
俺は、そんな姿を見ていられなかったが、
どぬく 父
こちらのほうが大変だった
うり(黒川憂理)
うり(黒川憂理)
さすが成人男性だけあって、力も強い
俺とうりの二人がかりでようやくだった
…いや、ヒロくんの方も含め、訂正しよう
圧倒的にそちらのほうが分が悪く、絶望して最後の抵抗として暴れているような状態だ
理性なんてほとんどないから、本気で暴れていて、それで手こずっているだけ
実際のところ、
俺等全員、本気を出していない
出せるほどコイツらは強くないから
…それよりも、
そろそろ、怒りの我慢の限界だ
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
ものすごく低く大きな声が、
自分のものとは思えないような声が
埃っぽく、狭い空間にこだました
彼らは、まだ抵抗をしている
ただ、もうほとんど余力は残っていないようだ
そして、
遠くから、奴らにとっては絶望の音が聞こえた
~数分後~
あいつらは捕まって、パトカーに乗せられていった
そして、こんどは俺らが警官につかまって、
警察
ヒロ(風洋ヒロ)
というわけだ
ただ、…
もふ(一万希望風)
どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
~家の裏~
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
俺がそう言って笑いかけた次の瞬間、
どぬくさんが俺の胸元に飛び込んで、背中に腕を回してきた
俺も、その細くて冷え切った体を抱きしめ返す
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
少ししゃくりあげていて、涙を流している
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
季節はもう秋
しかも、今日は一段と冷え込んだ
厚手のカーディガンを羽織って、それでも寒いのだから、
薄い服1枚の彼は相当なものだろう
もふ(一万希望風)
俺は、着ていたカーディガンを脱いで、どぬくさんの背中を包んだ
途端に驚くほど冷たい北風が吹き、凍えるほど寒かったが、
そんなことはどうでもよかった
彼が、どぬくさんが、
笑顔になってくれるのなら、
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
君になら、素直になれた
もふくんは、とても温かかった
ずっと、この温もりの中に溺れていたかった
君といると、心の底から安心できた
ねぇ…俺の心の声、聞こえてる?
大好きだって、今叫んでるんだ
一瞬でも気が抜ければ、本当に飛び出てしまいそうなほどに
気持ちが、溢れてるんだよ
ねぇ、受け取ってよ、気づいてよ、
大好きだよッ、…
俺は、君の一番にはなれなくたって、…
そして君は、いつもどおり優しく返す
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
どぬく(大湖奈音温)
これが、彼の傷で、
彼の心に空いていた穴なのだ
少しだって
この穴を俺が塞ぐことができたのなら
一瞬だって
彼の心を満たすことができるならば
俺は、なんだってすることができるだろう
もふ(一万希望風)
君を、このまま俺のものにしてしまいたい
そろそろ、溢れそうなんだ
この気持ちが
コメント
6件
( ´ ཫ ` ) よし、(〃´o`)フゥ… ご両親方。拷問の時間でございます。✨(*´ ˘ `*)ニコッ 。.:*・゚🐥🐣🐥*:.。。.:*・゚🐥🐣🐥*:.。。.:*・゚🐥🐣🐥*:.。。.:*・゚🐥🐣🐥*:.。。.:*・゚🐥🐣🐥*:.。。.:*・゚🐥🐣🐥*:.。。.:*・゚🐥🐣🐥*:.。。.:*・゚🐥🐣🐥*:.。。.:*・゚🐥🐣🐥*:.
神すぎるのだが。 宗教団体できても おかしくないぐらい の神レベル!!
神神神、なんでそんな神な物語作れるんだ、すご