影山拓也
椿泰我
基俊介
鈴木大河
松井奏
影山拓也
影山拓也
佐藤新
松井奏
影山拓也
影山拓也
影山拓也
基俊介
基俊介
鈴木大河
椿泰我
影山拓也
基俊介
松井奏
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
今日は成人式だった
横原悠毅
袴着るって約束した
でもあの時の俺は
成人式はでないって思っていた
もうあの時には
横原悠毅
今日はバイトをいれていた
横原悠毅
今日はもうひとつのバイト
カラオケのバイトだった
成人式が行われている所からは遥かに遠いし
来るはずがない
19時までシフトが入っていた
徐々に人が増えてきた18時
元々あまり混まないカラオケ店であるが
少し人が多くなってきた時だった
賑やかに話しながら入ってくる団体客
聞き慣れた、懐かしい声
影山拓也
影山拓也
久しぶりに見た影山くんの姿
垢抜けた大人びた雰囲気だった…
混乱して頭が働かない
今、なにが起こっている…?
影山拓也
椿泰我
椿泰我
佐藤新
椿泰我
鈴木大河
俺の前で大きな声で言う4人
次第になにがなんだか分からなくなる
俺、何してるんだっけ
影山拓也
影山拓也
基俊介
椿泰我
影山拓也
佐藤新
鈴木大河
松井奏
影山拓也
横原悠毅
基俊介
鈴木大河
佐藤新
先生
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
影山くんと同じクラスになるのは初めてのことだった
1回目の席替えで
影山くんと前後ろになった
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
内心信じられないくらい嬉しかった
先生
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
先生
影山拓也
振り返ってお辞儀をしてくれる影山くん
あまりにも近くて頭がおかしくなりそうだった
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
授業中に小さい声で話す影山くんとの会話は
あまりにも胸がドキドキしたのを覚えている
先生
影山拓也
1人ではあまりに多い量だった
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
同じクラスになってから
影山くんと話す機会が比にならないぐらい増えた
影山拓也
2人で職員室までプリントを運んでいる時
隣にいる影山くんが言った
横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
思いもよらないことで
階段を踏み外しそうだった
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
言うか迷ったけど
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
横を見ると全く目を合わせる気が無い影山くんがいた
影山くんって、
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
好きなのは隣にいる人なのにな
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
思ってないことを言ってしまう
好きな人、俺なわけないのに
影山拓也
影山拓也
影山拓也
影山拓也
なにも言うことができなかった
影山くんにも想う相手がいるんだと
自分から聞いといて、言っといて
辛くなってしまった
影山拓也
横原悠毅
影山くんの恋が実ったら
俺は自動的に失恋する
その未来しか来ないんだ
そう思うとまた辛くなってしまった
高校3年の冬
基俊介
影山拓也
基俊介
椿泰我
松井奏
佐藤新
横原悠毅
鈴木大河
基俊介
横原悠毅
松井奏
横原悠毅
鈴木大河
佐藤新
横原悠毅
基俊介
松井奏
横原悠毅
重い足取りで引き返した
横原悠毅
教室ドアを潜ろうとした時
影山拓也
横原悠毅
入る前に立ち止まり耳を澄ます
影山くんが俺の話をしていた
影山拓也
椿泰我
影山拓也
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
俺はすぐその場から離れた
横原!
横原!!!
影山拓也
なんだか、深く眠っていた気がする
目を開けると
みんながいて、
俺はベットで仰向けになっていた
横原悠毅
横原悠毅
松井奏
影山拓也
基俊介
松井奏
影山拓也
影山拓也
久しぶりに会った影山くん
泣き崩れるようにベットに手をつけていた
あの時を思い出した
椿泰我
影山拓也
辺りを見回すと
久しぶりに見る4人の顔があった
松井奏
松井奏
横原悠毅
松井奏
貧血、
そういえば一人暮らしになってからというもの、しっかり食べていなかった気がする
特に最近は、影山くんのことで
全然食べれていなかった
松井奏
松井奏
松井奏
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
いつまでたっても泣き止まない影山くんは
俺の手を握って言った
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
込み上げてくる思いに耐えきれず
俺も涙した
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
脳裏にやきつく記憶は
今でも忘れられない