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横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
奏と基以外出ていった
松井奏
横原悠毅
基俊介
基俊介
横原悠毅
基俊介
基俊介
図星だった
横原悠毅
基俊介
松井奏
横原悠毅
基俊介
松井奏
基俊介
横原悠毅
そう言って俺は寝たふりをした
2人が帰っていく音がする
俺はひとり、
涙を零した
4年後
上司
横原悠毅
新卒2年目
不動産会社に就職して2年が経った
あれからというもの、
6人とは一切連絡をとっていない
ようやく俺は
仕事のおかげで
ここ4年で前を向けている気がする
横原悠毅
クライアントの予約の情報をさっと確認する
といっても名前を覚えておくぐらいだが…
横原悠毅
上司
横原悠毅
嘘だよな、?
用紙には
影山拓也と書かれていた
この辺りには住んでいないし、
6人と会った所より遥かに遠いここは
絶対もう会わないと思っていた
いや、ありえない…
そんな訳が無い
ただの同姓同名、
のはず
上司
横原悠毅
受付の方に目をやると
目は合っていないが
雰囲気も変わっているが
あれは間違えなく影山くんだった
横原悠毅
上司
横原悠毅
髪も短く切ったしわんちゃんバレないかも…
そんな訳ないけど俺は影山くんの方に向かった
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
影山拓也
影山拓也
案の定バレてしまった
影山拓也
ようやく前を向けたと思っていた
恋人とか結婚とか
そういうのはまだ分からないけど
影山くんのことはもう
忘れて前を向けたと思っていた
だけど、
こんな時に会ったら
また好きになってしまうじゃないか、
俺の目の前にいる影山くん
大学時代より遥かにかっこいい影山くんだった
言葉が全然でない
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
そうだ、もう4年も経っているんだから
俺のことなんてどうでもいい
影山拓也
内見をする流れになり
2人きりになった
影山拓也
無言で歩いていたところに
影山くんが立ち止まり話しだした
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
テンパってよく話す影山くん
見た目は大人びてたけど中身は全然変わってなかった
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
気まづい時間が続き
影山拓也
再び歩いた
横原悠毅
影山拓也
内見をしていると
影山くんのスマホが鳴った
影山拓也
影山くんが電話に出た
影山拓也
影山拓也
影山拓也
影山拓也
影山拓也
元気のない受け答えだった
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
嫌な予感がしていた
1人で2LDK
電話で内見の話
全部の点と点が繋がった
言葉が出なかった
高校時代、報告された時より
辛く、信じたくなかった
もう、後戻りは出来ないからだ
横原悠毅
絞り出す言葉は
横原悠毅
嘘の塊だった
影山拓也
考えたくなかった
考えないようにここ数年していたのに
目の前に影山くんがいると
いてもたっても居られなかった
張り詰めてた
我慢しきって
忘れていた感情が
押し寄せてきた
影山拓也
影山拓也
そう言われて
自分が涙してることに気がつく
横原悠毅
溢れてくる涙が
止まらなかった
苦しかった
立てないぐらいに泣いてしまった
今までのことを思い出す
あの時影山くんに想いを伝えられていたら
変わっていたんだろうか
いや
影山くんに嫌われて終わりか
それならどうせもう
俺と影山くんがそうなるなんて
あるわけない
この結末
もう、どうなってもいい
影山拓也
俺は立ち上がり
影山拓也
影山くんにキスをした
影山拓也
何回も何回も
気がすむまで
全部忘れるまで
影山くんに抵抗されても
深く苦しい
キスをした
抵抗していた影山くんもやがて抵抗しなくなる
荒い影山くんの息が
よく聞こえて
もう、なにもかもどうでもよくなった
影山拓也
影山くんから離れる
影山くんの顔は見れない
影山拓也
横原悠毅
俺は荷物を持って出た