コメント
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涙腺崩壊寸前やばい 最期まで最高のお話でしたありがとうございました🫵🏻💖
涙止まりません😭 最高です!👍
…泣きかけました…
○○を弔ってから数週間が経った。
世の中は何もなかったかのように動き続けていた。
彼女が組織の人間であったが故に墓を建てるのは少し難しい部分もあった。
ヒロと相談して小さい時よく行っていたあの海辺の岩場、
誰も入らないような場所に彼女のネックレスを供えた。
安室透
榎本梓
店内は特に混雑している訳でなく、少年探偵団の子供達が集まって勉強をしていた。
吉田歩美
灰原哀
灰原哀
吉田歩美
円谷光彦
江戸川コナン
榎本梓
安室透
灰原哀
灰原哀
江戸川コナン
灰原哀
江戸川コナン
灰原哀
榎本梓
灰原哀
チリンチリン🔔𓈒𓂂𓇬
哀ちゃんが帰った後、すぐに人がきた。
松田陣平
萩原研二
伊達航
諸伏景光
安室透
安室透
安室透
榎本梓
僕が身支度をしているとコナン君は松田に絡んでいた。
江戸川コナン
江戸川コナン
松田陣平
江戸川コナン
松田陣平
江戸川コナン
江戸川コナン
萩原研二
松田陣平
伊達航
安室透
ザァァァ……🌊
萩原研二
諸伏景光
降谷零
伊達航
諸伏景光
伊達航
諸伏景光
諸伏景光
松田陣平
松田陣平
萩原研二
諸伏景光
諸伏景光
萩原研二
伊達航
諸伏景光
諸伏景光
諸伏景光
松田陣平
1枚の写真とシーガラスが装飾に使われたネックレスが置かれていた。
雨風を凌ぐために小さい木の祠のようなものの中にあった。
萩原研二
伊達航
降谷零
諸伏景光
諸伏景光
松田陣平
松田陣平
萩原研二
伊達航
伊達航
降谷零
駄目だ……泣くな、俺にそんな権利はない。
悔やんでも悔やんでも○○は帰ってこない。
俺に……本当は何ができたんだろうか
そう思っていた時、下から足音が聞こえた。
諸伏景光
萩原研二
顔を出したのは……コナン君と哀ちゃんだった。
江戸川コナン
江戸川コナン
伊達航
諸伏景光
松田陣平
ヒロが松田のジャケットを引っ張って襟元を見た。
すると小型のGPSがつけられていた。
松田陣平
萩原研二
江戸川コナン
江戸川コナン
江戸川コナン
灰原哀
哀ちゃんの目元は少し赤くなっていた……。
大きな鉢植え型の花束と封筒を俺は受け取った。
勿忘草、ミモザ、ベコニアの3色の綺麗な花束だった。
松田陣平
降谷零
松田陣平
封筒を開けると沢山の写真と手紙が入っていた。
降谷零
手紙を開いた。
【ゼロ・ヒロへ】 この手紙を見てるってことは私はもう死んじゃったかな? 哀ちゃんに頼んでおいて正解だった笑、いつか組織への反抗心はバレると思ってたから遺言?をこの手紙で残すことにしたよ、花も綺麗でしょ?大切に育ててね! ゼロとヒロの事は私が22歳の頃から知ってたよ。警察学校に行ってる頃からね、仲間もできたんでしょ?いいなぁ、青春だ!笑 私もそっち側に行けたらって何回思ったか……今言ってもしょうがないけどね 再会が組織ってのは意外だった……想定外。覚悟してあったはずなのに2人にあったらどこか甘えたい自分がいる 辛い、寂しい時にいつも来てくれたのは2人だったよね。今回も私を助けるって言ってくれた時は嬉しいかった。だから私も2人の力になりたかった。 2人の事だし……特にゼロ!口先だけで何も出来なかったとか俺のせいで最悪の事態になってしまったとか……思ってたら本当に許さないから!! 2人にどれだけ……心が助けられたかなんて知らないでしょう?だから前を向いて自分達を信じて突き進んで 私の“光”なんだから後ろばっか見てたらダメ駄目だよ? 2人に幸多からんことを願ってこの手紙を終わりにするね ○○より
降谷零
諸伏景光
萩原研二
ヒロはボロボロ涙を流していた。
俺も釣られそうになったが、終わりと書いてあったのに2枚がある事に気がついた。
1枚目とは違い……空白の中に1文だけこう書かれていた。
ゼロの事が好きでした。
降谷零
文の周りには涙の跡が残っていた……こうなることを想定して泣きながら書いたのだろう。
降谷零
降谷零
伊達航
降谷零
江戸川コナン
灰原哀
2人が立ち去るのにも気付かずにいた。
降谷零
降谷零
降谷零
俺は足の力が抜け、両膝をついた。
手に持っていた手紙の封筒を強く握りしめ、かすれるような声で話した。
降谷零
降谷零
ヒロ達はただ泣き崩れる俺を後ろから見ている事しか出来なかった。
こんな不条理な世界は
何も無かったかのように
今も時を刻み続けている。
【衣繍夜行〜届かない星〜:終】