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妖怪退治中
Marisa side
魔理沙
霊夢!こっちは準備OKだ!
霊夢
了解!じゃあ行くわよ!
霊夢
霊符「夢想封印」!!
妖怪はスペルカードを受け、こちらに一直線に飛んでくる
軌道も予想通り!行くぜ!
魔理沙
恋符「マスタースパーク」!!
魔法陣から一直線に光線が放たれた
妖怪
ｷﾞｧｱｱｱｱ……
妖怪は為す術なく光線に直撃し、落下した
魔理沙
よし!今回も楽勝だったな!
霊夢
そうね〜私のおかげで!楽勝だったわね〜
魔理沙
はぁ〜?今回は私の策のおかげだろ?
霊夢
はいはい、そういう事にしといてあげるわよ
魔理沙
ったく、ホントにムカつく奴だな!
霊夢
なによ!あんた1人じゃ倒せないクセに!
魔理沙
それはそっちもだろ〜?
紫
はいはい、2人とも喧嘩しないの
連絡用の陰陽玉から紫の声が聞こえてくる
霊夢
紫は黙ってて!
魔理沙
紫は黙ってろ!
紫
はぁ…2人して酷いわね…
紫
喧嘩するのはいいけど、また依頼が入ったから早く帰ってきてね
霊夢
はぁ〜?またぁ?最近多くない?
紫
仕方ないでしょ、最近妖怪の出現が爆発的に増えてるんだから
魔理沙
原因はまだ見つからないのか?
紫
えぇ、こんなことは初めてだから、こっちも対応しきれないのよ
紫
まぁ、気長に待ってなさいな、結局解決するのは貴方達なんだし
霊夢
そこは紫たちが解決しなさいよ!こっちも大変なのよ!
紫
はいはい、考えておくわ、じゃあ早く帰ってきなさいよ〜
ﾌﾞﾁｯ
魔理沙
はぁ、あんなこと言ってたが、考える気なんてないんだろうなぁ
霊夢
ホント、癪に障る奴ね…
魔理沙
ま、文句垂れてても仕方ないし…ぼちぼち帰るとするか
霊夢
そうね
博麗神社
魔理沙
帰ってきたぜ〜
霊夢
帰ってきたわよ〜
紫
おかえりなさい
紫
それじゃ、早速依頼の説明をするわよ
霊夢
はぁ、こっちは疲れてるんだからお茶の1つくらい出してくれてもいいのにね
魔理沙
ほんと、気が利かないやつだよなー
紫
もう、そんなこと言ってる暇はないのよ
霊夢
どういうことよ
紫
今回のは結構凶悪みたいでね…だから早く解決しに行ってほしいのよ
魔理沙
じゃあこんな話してる暇ないんじゃないか?早く向かった方が…
紫
でも貴方たち疲れているんでしょう?
霊夢
はぁ、分かったわよ!行けばいいんでしょ行けば!
紫
そうしてくれると助かるわ〜
魔理沙
その演技っぽいところ、ほんとムカつくな
紫
はいはい、後で文句は聞いてあげるから早く行ってきなさい
霊夢
言われなくてもすぐ行くわよ!で、どこ?
紫
あら、言ってなかったかしら、人里よ
魔理沙
はぁ!?じゃあすぐ行かないと被害が大変なことに…
紫
だから早くした方がいいって言ったのよ?
霊夢
そんなこと言ってたからしら…まぁこのことは後で問い詰めるとして、行くわよ魔理沙!
魔理沙
あぁ!
人里
魔理沙
現状の被害は…見たところまだそこまでだな…!
霊夢
それなら良かった、避難もほとんど済んでいるみたいだし、遠慮なくぶっ飛ばせるわね!
死神
随分自信があるようだな、小娘よ
霊夢
あら、自分から出てきてくれるなんて親切ね
霊夢
アンタがぶっ飛ばす相手で合ってるかしら?
死神
ﾌﾊﾊﾊﾊﾊﾊ!ぶっ飛ばされるのはお前たちだろう!
魔理沙
それはどうだろうな!
魔理沙
先手必勝!恋符「ノンディレクショナルレーザー」!!
七色の光線が回転しながら四方八方に放たれる
死神
ﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ!そんなものか!
死神は光線をひらりと躱し、こちらにナイフを投げてきた
魔理沙
なｯ!お前、スペルカードルールを知らないのか!?
間一髪、箒でガードすることができた
死神
知っているさ!だがそんなものでは物足りんだろう?
死神が次々とナイフを投げてくる、
私はそれを避けるので精一杯、スペルカードを発動できない
霊夢
魔理沙!アンタじゃ力不足よ!代わりなさい!
魔理沙
力不足だと…!?コイツくらい私一人で十分だ!
霊夢
いいから!アンタこのままじゃいつか死ぬわよ!
魔理沙
ｯ…!分かった!
死神が次のナイフを準備している隙に、霊夢と交代する
死神
ほう…お前は幾分か楽しめそうだな!
霊夢
楽しむ?アンタはただ一方的に蹂躙されるだけよ!
札や針が死神に放たれる
死神
ﾁｯ…!
霊夢の攻撃には予備動作をする隙がない為、死神は攻撃できず苛立っているようだ
霊夢
あら、やっぱり私の言う通りになったわね、アンタ何もできてないじゃない!
死神
ﾊｯ、いずれその針や札も尽きるだろう、それまで避け続ければいいだけだ!
霊夢
でもアンタ、そろそろ避ける場所もないんじゃない?
退きながら避けていたせいか、死神は行き止まりに追い詰められていた
死神
ｸｯ!それなら弾き返すまで!
霊夢
それはもう無理よ
霊夢
夢符「封魔陣」!!
死神
ｸﾞｯ…!?
死神の足元には、札が貼られていた
霊夢は攻撃の途中で拘束用の札を行き止まりに貼り付けたようだ
霊夢
さて、どうしてやろうかしら
死神
ﾁｯ…!亡霊!行け!
亡霊
ｸﾞｫｧｱｱｱｱｱｱｱ
死神の合図と同時に、私の背後に亡霊が現れた
魔理沙
なｯ!いつの間にｯ!
箒でガードしようと試みるが、相手の動きが速すぎる
避けきれないｯーー
霊夢
魔理沙ｯ!!
霊夢がこちらに走ってくる
でも、間に合わない
ごめん、霊夢ーー
私はーー
足でまとい、だ…
ｺﾞｯ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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