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きりやん視点
桐谷 要
紫崎 笑
桐谷 要
暫く歩いていれば、物凄い音が何処かしらから聞こえてくる。
この感じ、俺ら以外は青鬼及びにらっだぁと接敵したようだ。
紫崎 笑
桐谷 要
桐谷 要
少し先には、恐らく青鬼と呼ばれる生命体がいる。
数の多さや個体それぞれの出す気配からして、あの中にらっだぁがいることはまず無いだろう。
桐谷 要
紫崎 笑
珍しくあの気色悪い触手ではなく、時空の裂け目みたいなヒビのようなものが空中に現れる。
裂け目は広範囲に広がり、青鬼が中に落ちていく。
これは最近増えたらしいスマイルのオリジナルだ。
簡単に言えば取り出し可能なブラックホールだと思ってもらえばいいと思う。
桐谷 要
俺も最近見つけた力なのだが、天使の持つ純白の翼の羽を自ら捥ぎ取りビュビュビュっていい感じに飛ばすことができる。
イメージしやすいのはナイフ投げだ。
流石に発現し始めたばかりだし、実戦経験が少ないので裂け目に関しても広がる限度がある。
その負担を軽減させるために、体感が強いのか知らんがなかなか落ちない青鬼を羽を使って落とす。
紫崎 笑
桐谷 要
桐谷 要
俺も裂け目に落ち、羽を使って羽ばたく。
数年前にBroooockに相殺されたあの光源玉(核に近い強力なエネルギー物質からなる不思議な球体)を何十、何百個体もの青鬼に向かって落とす。
もし仮に、何か条件があったとしてもどうにかなるだろう。
桐谷 要
紫崎 笑
レウクラウド視点
玲雨 雲
かぼちゃの被り物がこくりと動く。
そしてかぼちゃたちが四方八方に広がっていった。
玲雨 雲
画魂 混
青鬼に会うと正直面倒以外の何者でもない。
俺の能力は基本的には殺傷能力を持ち合わせていないのだから。
玲雨 雲
俺の声が響き渡るだけでなんの返事も変化もない。
すると何処からか大きな音が聞こえてきた。
多分…接敵したんだろう。 この付近には青鬼がうじゃうじゃいるのか…。
そうなってくると分が悪い。
玲雨 雲
画魂 混
気づかれないようにそーっと出口まで向かう。
ガチャリ…。
大丈夫だ、玄関口はちゃんと開く。
玲雨 雲
そう言い残して、コンちゃんのいる場所へと向かった。
きりやん視点
桐谷 要
紫崎 笑
流石に俺らでも魔力量が足りなくなってくる。
スマイルも平気そうな顔をしているが、実際大分きついだろう。
ガタ…ッ、ガタガタガタ、
紫崎 笑
桐谷 要
赤城 琉久
上にあるダクトがバコンッと音を立てて開き、ひょっこりとBroooockが出てくる。
Broooockが出てくる?
紫崎 笑
赤城 琉久
桐谷 要
桐谷 要
赤城 琉久
Broooockは小さな赤い球体を青鬼の脇腹に当てる。
すると肉の焼ける音と焦げ臭さの後にパリンっとガラスが割れるような音が鳴った。
その青鬼は灰になって崩れていった。
紫崎 笑
桐谷 要
赤城 琉久
いや、でも考えてみたらあった気がするし、なかったかもしれない。
ちょっとでもあったと思ったのなら、多分通信があったのだろう。
桐谷 要