/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
主
第6話です！
主
今回はアイリスでません！ごめんなさい！
主
では、本編スタート！
次の日 輝知学園 空き教室
猿山
....ったく、この私をいきなり呼び出すなんて、礼儀がなっていない奴だ
猿山
お前たちと違って、元・ネストの経歴を持つ私は色々な業務に関わっていて、忙しいんだぞ？
恵吾
....それはすみません
恵吾
ですが、とても大事な話ですから
結人
....
猿山
ま、幸い私は....
猿山
公正と平和を重んじるネストの出身者だからな
猿山
優しく、寛大だ
猿山
話を聞いてやらなくもないぞ
猿山
ただし、手短にな
恵吾
お言葉ですが....先生
恵吾
その経歴は嘘、ですよね？
猿山
ハァ？
結人
だ、だってその....
結人
ネスト所属とか言いますけど....
結人
具体的な仕事内容とか、関わった事件についてとか、全然聞いたことないですし....
猿山
ふ、ふん！
猿山
それらは機密事項だから話せないだけだ....！
猿山
証拠のワトスンノートだって、貴様らにも見せてやっているだろう！？
恵吾
....これの事ですか？
主
恵吾が盗んだ記録媒体を見せた
猿山
ハァ！？
猿山
な、何故貴様がそれを持っている....！？
恵吾
....廊下に落ちていました
猿山
わ、私がそれを落とすわけないだろうが....！！
猿山
返せ！！
猿山
泥棒が！！
恵吾
こちらのワトスンノートを解析したところ....
恵吾
本物が持っているはずのスペックには、遠く及ばない事が分かりました
猿山
な、何を言ってるんだ....
猿山
お前ごときに何故そんな事が....
恵吾
....この偽物のワトスンノートと共に、今までの所業をネスト本部に通報すれば、先生もタダでは済まないでしょう
結人
証拠は揃ってるんですよ....！
猿山
黙れｯ！！
結人
ひぃ....！
恵吾
俺も穏便に済ませたいとは思っています
恵吾
先生が自分から、名乗っていた経歴が嘘であることを全校に向けて通知し、自主的に退職していただければ、事を荒立てるつもりは....
猿山
うるさい....！！
猿山
せ、生徒ごときが…
猿山
この私に逆らうな！！
ドカｯ
主
猿山が恵吾を殴った
恵吾
....っ！
結人
ひゃあ！
結人
け、恵吾くん....！
猿山
それを渡せｯ！！
スｯ
主
猿山が記録媒体を恵吾から奪う
結人
あ、ああっ！！
結人
ワトスンノートが....！！
猿山
こ、これさえ取り返せば....！！
ダｯ
主
猿山が教室から出た
結人
まさか教師が生徒を殴るなんて....
結人
て、ていうか
結人
ワトスンノートも取られちゃいましたけど....
恵吾
いや、これでいい
恵吾
....撮れたか？
雷夏
もちろん
雷夏
バッチリだよ
結人
うわあああ！？
結人
雷夏くん！？
結人
いたんですか！？
雷夏
最初から、ドアの真横にね
結人
今、先生....
結人
そこのドアから走って出ていきましたよね？
結人
気づかれなかったんですか....！？
恵吾
雷夏の特技の一つだ
恵吾
気配を完璧にコントロールし、好きな時に姿を消し、再び現れる....
恵吾
大抵の人間にとっては、目の前で現れたり、消えたりするようにしか見えないレベルでな
結人
そ、そういえば....
結人
雷夏くんと初めて会った日も、いつの間にか目の前にいて....
結人
すごくびっくりしました....
恵吾
まさに、泥棒になるために生まれてきたような才能だな
雷夏
怪盗って言ってよね
雷夏
....才能ってより、生きていくためには色々と必要だった
雷夏
ってほうが近いかな
雷夏
まぁそんなことより....
雷夏
恵吾、ぶん殴られてたけど立てる？
雷夏
大丈夫？
恵吾
この程度、問題ない
恵吾
最初から想定には入れていたしな
雷夏
恵吾のおかげでかなりいい写真は撮れたよ
雷夏
音声もね
雷夏
これらとワトスンノートが偽物である証拠を各種メディアにばらまけば....
雷夏
街のみんなが大好きなスキャンダルの出来上がりだ！
雷夏
「とんだ嘘つき教師」として、きっと世間は大騒ぎだよ
雷夏
ネストの知名度や、社会貢献度から考えれば、大ブーイングだろうね？
恵吾
....二度と教師に戻れないどころか、通行人にも怯える生活が待っいるかもな
結人
ふん！
結人
ま、自分的には天罰って感じですけどね
雷夏
記者にはいくつかツテもあるし、適当に流しとくよ
恵吾
....頼んだ
結人
あの、恵吾くん....
恵吾
....なんだ？
結人
どうして、殴り返さなかったんですか？
雷夏
確かに
雷夏
恵吾なら出来たじゃん
恵吾
....証拠を集めるためには、俺が一方的な被害者であるほうが都合はいいだろう
雷夏
それはそうだけどさ
結人
でも....
結人
さっきからずっと、手が震えてますよ
恵吾
....！
恵吾
気付かれたか
結人
なんていうか、その....
結人
やりたいことは、我慢しないほうがいいですよ
結人
自分は....
結人
根暗だし、陰キャだし、怖くて言いたい事を言えないことも多いけど....
結人
やりたい事だけは....
結人
それだけは、自分に嘘つかないって決めてます
恵吾
....ふっ
恵吾
なるほどな
結人
はい....？
恵吾
....よく分かったよ
恵吾
雷夏がお前を気に入った理由がな
主
第6話終了です！
主
お疲れ様でした〜！
主
てか、恵吾くん大丈夫？
恵吾
ああ
恵吾
これくらいなんともない
結人
さすが暴力ゴリラです....
恵吾
あ？
結人
ひぃ....！！
結人
ナ、ナンニモナイデス
雷夏
まあまあ、喧嘩しないで
雷夏
ということで、次回も読んでね！
主
あー！
主
主のセリフ盗ったな！！
雷夏
ひどいな〜
雷夏
代わりに言ってあげたのに〜
主
もう、もう1回！！
主
次回も読んでくださいね！
結人
いいね
恵吾
コメント
雷夏
待ってます！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
ランキング
新着