テラーノベル
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始業前 。 まだ 少し 静か な 校舎 の 廊下 を 、 まぜ太 は 一人 で 歩いて いた 深く 被った フード 。 その 内側 には 、 白い 兎 の 耳 が 隠されて いる 制服 の 襟元 には 、 毎朝 必ず 狼 の 匂い が する 香水 を 少しだけ 振って いる .
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この 学校 では 、 狼 の 血 を 引く 人間 が 最も 高い 身分 に されて いる 狼 の ハーフ は 、 狼 の 耳 と 尻尾 を 持つ 。 純粋 な 人間 よりも 上位 に 扱われ 、 学校内 でも 自然 と 周囲 から 人目 置かれて いた 。 その 次 が 、 なんの 血 も 混ざっていない 純人間 。 そして __ 、 最も くらいの 低い 位置 に いるのが 、 兎 と 人間 の ハーフ 兎 の 耳 や 尻尾 を 持つ 者 は 、 雑 に 扱われる こと も 珍しくない だから 、 俺 は 自分が 兎 だと いうことを 隠して いる 。 フード を 比較 被り 、 耳 を 完全 に 隠す 。 さらに 狼 の 匂い を 纏う ことで 、 少しでも 怪しまれない ように する 廊下 の 向こう から 、 何人 かの 生徒 が 歩いて くる 。
mb 男
mb 女
生徒 達 は 自然 と 端 へ 寄る 俺 も 同じ よう に 壁側 へ 寄った 。 しかし ___ 。
???
低い 声 だが 、 すぐ 近く から 聞こえた 足 が 止まる 、 そして ゆっくり 振り返る 。 そこ に 立って いたのは 、 二人 の 上級生 だった 狼 の 耳 、 狼 の 尻尾 。
mb 男
mb 女
俺 は 二人 の 名前 を 聞いた 瞬間 、 さらに 俯いた 。 自分 とは 関わる はず の ない 人 たち だ そう 思って 、 そのまま 通り過ぎ よう と する 。
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肩 が 少し 跳ねたような 気がした 。
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あっきぃ と 言う 先輩 が 一歩 近づいて 来た 。 俺 は 反射的 に 一歩 下がる 。
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緑 の 目 を した 人物 が 面白そうに 目 を 細める 。
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あっきぃ が まぜ太 を じっと 見る その 視線 が 、 深く 被った フード へ 向けられる
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あっきぃ が 一歩 近づく まぜ太 は フード を 抑え ながら 、 さらに 俯く
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フード の 中 で 、 兎 の 耳 が 小さく 動いた 見られて いないか 確認 する ように 、 まぜ太 は そっと 耳 を 押さえる
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ak
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心臓 が 跳ねた 。 今 まで 言われた 事 が なかった 。
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香水 __ 効いて ない ? ぷりっつ が 鼻 を 鳴らす ように して 、 観察 する 。
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あっきぃ の 視線 が 、 フード から 制服 、 そして また 顔 へ 戻る 。
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答え られない 。 もし 「 違う 」 と 言い切って しまえ ば 、 不自然 に なる かと いって 、 本当 の 事 など 言える はず が ない 。
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あっきぃ は 何も いわない まぜ太 は 俯いた まま 、 フード の 端 を 強く 握る 廊下 に いる 生徒 達 も 、 こちら を ちら 〃 と 見ている
mb 女
mb 男
mb 女
その 言葉 が 聞こえ 、 まぜ太 の 指先 に 力 が 入る
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ぷりっつ が まぜ太 の 顔 を 覗き 込む
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彼 は それ 以上 追及 しなかった けれど 、 その 表情 は 明らか に 何か を 疑って いる
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ak
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その時 、 始業 を 知らせる チャイム が 鳴った
mb 男
廊下 に いた 生徒 たち が 一斉 に 教室 へ 向かい 始める あっきぃ と ぷりっつ も 歩き 出す 。 まぜ太 は ようやく 息 を 吐いた
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しかし ___
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足 が 止まる 。
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ぷりっつ が 振り 返る 初対面 の はず なのに 、 もう 名前 を 覚え られている
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それだけ 言って 、 ぷりっつ は 歩き 出す
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あっきぃ も 数歩 進んだ ところで 、 ふと 振り 返る
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まぜ太 は 何も かえさない 。 ただ 、 二人 の 背中 を 見つめる やがて 二人 の 姿 が 廊下 の 角 へ 消える
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まぜ太 は 急いで 周囲 を 確認 する 誰 も 見てない 。 そう 確認 してから 、 フード の 内側 に 手 を 入れる 隠していた 兎 の 耳 が 、 ぴくり と 動く
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耳 を 抑え ながら 、 小さく 息 を 吐く けれど 、 頭 から さっき の 言葉 が 離れない 「 妙 に 狼 の 匂い せえへん ? 」 「 本当 に 人間 ? 」 まぜ太 は さらに フード を 深く 被る
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その頃 __ 廊下 の 角 を 曲がった あっきぃ と ぷりっつ は 、 誰 も 居ない 場所 で 足 を とめて いた
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んふ 、 と 薄く 笑う
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そして 二人 は 何事 も なかった かの ように 教室 へ 向かって いった まぜ太 の 秘密 を 知らない まま 。 いや まだ 、 知らない だけ だった 。
〜 自己紹介 〜 こんにちは 、 始めまして ? 前垢 ありました けど ログイン 出来なくなり 、 新しく アカウント 作りました にこ チャン __ 。 です
〜 作品 〜 空白 や ナレーション が 多め です 。 私 が 見やすい し 書きやすい ので 空白 付けてます 更新頻度 は 低め だと 思います 、 一ヶ月 に 一度 出来たら いいなと 思ってます
〜 私情 〜 一部 注意 。 前垢 でも 言ってたん ですけど 、 元也 民 で .. 、 地雷 彡 ブロ お願いします 也切 民 少なく なって 来ましたね 。 もう 私が やってた 時 に からんでた 人 居ないです 私 たまに 也 したくなるんで 也 で 話しかけに 来てもらっても 大丈夫 です 。 現在 也中 の 人 恋仲 彡 とかの 事情 で 永遠 フォロー 出来ない 人 も 居ると 思います 全然 リムって もらっても 大丈夫です 。 作品 見てもらうため できるだけ フォロー 限定 には しません pr 彡 也 攻 、 mz 彡 也 受 、 なら 也 出来ます 。 部屋 など 作って いただければ 凸 も 行けます
コメント してほしい です 。 NEXT 1500 ♡
空欄 チャン 。
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えだまめ
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コメント
1件
こんにちは、はる。です!第1話読みました〜! 狼優位の学校で、兎のハーフってだけで隠れて生きなきゃいけない世界観、最初からグッと来ました。まぜ太の緊張感がひしひし伝わってきて、フードの中の耳が動く描写とか、細かい仕草がすごくリアル。あっきぃとぷりっつの先輩コンビも、ただの怖い人じゃなくて何かひっかかってる感じがいい塩梅で、続きがめっちゃ気になります🔥