コメント
1件
わぁぁ、翼っ! 今回も最高でした!ありがとうございます!!!
太宰
俺が入院して初めて話しかけられたのは此奴
中也
太宰
其奴の体は包帯でぐるぐる巻、目は全てを諦め何も望まない只,死を待つような目をしていた。
そして此奴第二性はΩ
まだ第二性一斉検査の結果は出ていないが雰囲気で分かる。
俺達は善くも悪くも二人部屋で同室なので厭でも仲は良くなった。
一年後
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰は何時も人の事ばかり自分語りをしないやつだった。でも俺が入院して一年経つ頃太宰の包帯が解けてあることが分かった。
中也
太宰は咄嗟に片手で抑え解けた包帯を急いで巻き直した
太宰
太宰
いつの間にか…
太宰
余計なお世話とは正に此のことだ
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
中也
太宰
中也
中也
中也
中也
太宰の言葉にガツンときたので嫌味を行ってやった。
太宰
中也
中也
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
中也
ああ。確かに虐待には無縁だ、太宰よりかは幸せといえるだろうだけど俺はあの家には戻りたくねぇ
医者
医者
太宰の主治医に見つかり俺達は暫く引き剥がされ晩御飯時に病室に戻された
中也
太宰
中也
中也
太宰
看護師
ある看護師が怒鳴りなが入ってきた。
看護師
看護師
看護師
腹が立つ。この看護師には途轍もなく腹が立つ。人の事も知らないで大事にしろだなんて…信じられない
太宰
看護師
太宰
太宰
太宰
太宰
看護師
太宰がむきになった。こんな太宰初めてだ
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
看護師
太宰は声を低くしそう云った。確かにそうだ。自分の体だ、迷惑はかけてない。何故皆止めたがる?何故取り上げたがる。
そんな事をしても俺達は救われない。方法がないから其処にたどり着いた。仕方なく同仕様もなく。
看護師は何も言わず俺達の病室を出ていった。
太宰
中也
太宰
にっこり笑い親指を此方に立てる。すると急に太宰の顔が暗くなった。
太宰
太宰
中也
中也
中也
中也
中也
中也
太宰
中也
中也