ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす
その日は正に灼熱地獄だった。
私は暑さで意識が朦朧とし、
頭を抱えるようにしゃがみ込んた。
ふと、横を見ると白の水玉模様が付いた赤い茸をみつけた。
私は其の茸を手に取り口の中に放り込んだ。
其の十分後…
腹が途轍もなく痛い。
本当に只々痛いだけなのだ…
太宰
太宰
本当なら今すぐ横になりたいが
肉も焼けるアスファルトの上で寝転んでしまったらどうなることか…
私は腹を抱えながらゆっくりと社に戻ることにした。
太宰
暑い…
中也
中也
あまりにも暑すぎて幻覚が見えてきた…
砂色のコートを来たもっさり頭の長身が腹抱えてやがる。
中也
否、まて。なぜ俺が幻覚何ぞで態々太宰のぽんつくを見なきゃなんねぇ?
もう一度目を凝らしてみる。
なぁ。幻覚で現れた人間は声…だせんのか?
俺は恐る恐る声をかけた
中也
太宰
泪目になった目を見て確信した。此れは幻覚じゃないと
今にも倒れそうな太宰を抱えあげ取り敢えず探偵社に向かった。
中也
太宰
中也
太宰
そういやあ此奴がマフィア似いたときは紫の茸と白い茸を喰って死にかけたっけな…
中也
太宰
中也
太宰
太宰
中也
呂律が段々回らなくなってきている。眠いのか?
中也
太宰
中也
敦
敦
人虎が構える。
中也
中也
中也
中也
乱歩
奥の方から飴玉を舐めた自称名探偵がやって来た。
乱歩
此奴が要るとやけに話が早い。
乱歩
乱歩
中也
乱歩
話は早いが腹が立つな…この…っ
中也
乱歩
乱歩
否、その確かに整ってる方だが…好きっ…とまでは…
乱歩
乱歩
名探偵はニヤリと笑い目を開いた。
中也
乱歩
乱歩
は?
乱歩
乱歩
中也
乱歩
乱歩
太宰
中也
目が覚めると中也が横にいた。
太宰
太宰
敵に塩を送るような真似中也がするわけ無い…よね。
中也
太宰
そう聞くと中也は黙り込み顔を赤くして俯向いた
中也
太宰
太宰
太宰
内側から殴られるような痛みが絶え間なく私を襲う。
すると中也が私の腹を擦った。
太宰
中也
中也
一寸寂しそうに聞く中也。そんな顔をされたら厭でも帰りたい。
太宰
中也
今度はベットに赤らめた顔を埋めた。
中也
太宰
布団越しだが中也の手の温もりが腹痛を和らげ、その暖かさで私は深い深い眠りについた。
ぷぅぴす
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