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親父さぁぁぁん(泣)
悲しいよーゾム((´TωT`)
初コメ失礼します( ..)" 凄く感動しました…! ロボロさんの話もそうだし、 この話も凄く感動しました…… これからも頑張って下さい!
これは我々だ軍の大切なモノ⑤の続きではありますが
ゾムの過去編です
ACEが何故ゾムを 恨んでいるのか
ゾムが戦場の悪魔と呼ばれる 理由が分かります
我々だ軍の大切なモノを見てない方はそちらをさきに ご覧いただくことをオススメします
また復讐なので流血シーンなどグロイシーンもありますので 耐性が有る方のみご覧下さい
ご本人様とは関係ありません (キャラ崩壊してます)
かなりの長編なので時間が 有るときに見るのがオススメです
今から本編です
これはまだ俺が我々だ軍と 出会う前の話
俺は生まれてすぐ親に軍の基地に捨てられた
だから記憶の中には 血の臭いがするような思い出しかない
愛情なんて知らない
知りたくもない
俺は戦争で役に立たなければ例え 子供でも捨てられる
そういう世界だ
だからそれ以外なんて知らなくていいんだ
そう考えて生きてきた
生まれてから
ずっと
そんなある日の事
いつものように戦場から帰ってきたときの事
ゾム
ヒソヒソ
仲間A
仲間B
あぁ…俺の事か
俺は自分の姿を見た
敵の血で真っ赤だ
俺は生まれてきてすぐ殺しを 教わって育ってきた
だから戦場では容赦なく人を 殺してきた
今では殺すことに何も思わない
それしか俺の生まれてきた意味は無いと思ってるし
だから気がつかないうちに人を殺しすぎてしまう
仲間B
仲間A
仲間B
仲間A
仲間B
仲間B
仲間A
仲間B
仲間A
仲間B
ゾム
着替えるか…
俺は自分の部屋に向かった
俺を見ていた人物には全く気がつかずに
《??視点》
〇〇軍の総統
??
〇〇軍の総統
??
〇〇軍の総統
??
〇〇軍の総統
??
〇〇軍の総統
??
〇〇軍の総統
??
〇〇軍の総統
??
〇〇軍の総統
??
〇〇軍の総統
??
〇〇軍の総統
〇〇軍の総統
??
〇〇軍の総統
〇〇軍の総統
??
〇〇軍の総統
そう言って ??は総統室を出ていった
《ゾム視点》
コンコン
ドアをノックされた
ゾム
ガチャ
ドアを開けるとそこには デカイ男がたっていた
ゾム
??
ゾム
??
ゾム
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
他人と一緒に行動するとか あり得ない
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父とかいうヤツはいきなり 俺の肩を組んだ
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
俺達は揉み合いながら食堂まで 行った
親父
クソジジイはそう叫びながら 食堂のドアを開けた
ゾム
親父
ゾム
ギャーギャー騒いでる俺達を 皆は物珍しそうに見ていた
仲間A
仲間B
仲間A
仲間B
仲間A
仲間B
仲間A
仲間B
仲間A
仲間B
仲間A
仲間B
仲間A
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
最後に笑ったの…??
そもそも…
最後に人と話したのいつだ??
えっと…
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
えっと…
確か…
親父
ゾム
俺が考えているとクソジジイは 俺の頭をグシャグシャに撫でた
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
クソジジイは俺の話も聞かず 皿に乗ってたメシを全部 口の中に放り込むと席をたった
そして俺の首根っこを掴んだ
親父
ゾム
ゾム
親父
ゾム
それから俺は…
基地の色んな所に 明け方まで連れ回された
部屋に帰ったときは日も上っていてもうクタクタですぐベッドにダイブした
ゾム
しかし寝てられるのは本当に時の間だった
バァンっ!!
ゾム
いきなり聞こえたデカイ音に 目が覚めた
何の音かと探ろうとしたその時
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
こうしてクソジジイは俺の 教育係になった日を境に 毎日俺に絡んでくるようになった
あれから1年
ゾム
親父
今日もいつものように絡んでる
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
親父
クソジジイは俺の頭を ガシガシと撫でた
ゾム
親父
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
クソジジイにそう叫ぶと 俺は戦場に向かった
ゾム
『誰よりもお前を愛してる』
初めて言われた
親がいない俺は愛してるなんて 言われたことがない
今後言われるとも 思って無かった
嬉しかった
俺は戦争以外で必要とされてると思えたから
ゾム
本当に…
調子狂う…
《数時間後》
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
ゾム
またクソジジイは俺の頭を ガシガシと撫でた
ゾム
親父
ゾム
俺はクソジジイと関わるように なってから確実に変わっていった
しかしそんな生活もいきなり 終止符を打たれる事になる
親父
ゾム
親父
ゾム
俺はいつも戦場で 敵を倒すことが仕事だったから 任務なんて1度もない
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
俺はこの時の事を何回も 後悔した
行きたくないと駄々こねれば 良かったと
そしてクソジジイの異変に 気づけば良かったと
《取り引き先》
こっちも取り引き先のヤツも 2人づつ
ゾム
さっきからずっと取り引き先と クソジジイは話し合ってる
取り引き先がこっちに見せてる スーツケースには今まで俺が 見たこと無いような大金
親父
どうやら上手くいってないようだ
親父
??
親父
??
親父
??
嘘だろ!?
ゾム
取り引き先のヤツはジジイに 銃口を向けた
ジジイを守らなきゃっ!!
俺は取り引き先のヤツに 飛びかかった
親父
ゾム
??
思えば誰かの為に敵を倒すとか 初めてだった
自分の価値の証明の為に 戦ってきたから
??
1人は失神したようだった
ゾム
しかし喜んでられるのは つかの間だった
親父
ゾム
パンッ
乾いた銃声が響く
銃を撃ったのは もう一人の取り引き先のヤツだ
しかし銃口は俺に向いてるのに 俺には弾は当たらなかった
なぜなら
ゾム
クソジジイが俺を庇ったのだ
親父
??
ヤツらは逃げていく
しかし俺は追うことが 出来なかった
ゾム
倒れこんだジジイに 駆け寄りジジイの上半身だけを 起こすように抱き抱えた
親父
ゾム
どうにかして止血しないとっ
ゾム
パニックになりかけてる俺の 頭をジジイはいつもとは違い 優しく撫でた
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
親父
ゾム
俺の目からは留めなく涙が 溢れる
もう自分では止められないくらい 沢山…
ゾム
ゾム
親父
ゾム
親父
親父
ゾム
ゾム
ゾム
ゾム
ゾム
ゾム
親父
親父
俺の頭の上におかれた ジジイの手が力を失っていく
親父
ゾム
いつしかの会話が蘇る
『皆からは親父と呼ばれているから気安く親父と 呼んで良いぞ』
『知らねぇよ』
こんな最低な俺を 自分の息子だと言ってくれた
愛情とは何かを教えてくれた
俺が道を間違えてたら 正してくれた
俺がどんなに酷いヤツだと 周りから言われても 自分の目で見た本当の俺を 信じてくれた
最後まで愛してくれた
なのに…
俺は…
ゾム
親父
もう俺からの問いかけの反応が 遅くなっている
もう…助けられないと身に染みて 感じてしまう
だからこそ
俺は…言いたいことがある
今まで言いたかったけど… 言えなかった…
ゾム
親父
親父と呼びたかった
ゾム
ゾム
親父は笑った
いつものように元気な笑顔じゃないけど
でもいつものように笑ってると 俺は分かった
親父
俺は涙と鼻水でぐちゃぐちゃに なってるのも構わず…
笑った
親父のこの笑顔がお前も笑顔でいろって言ってるように思えたから
ゾム
親父
親父は少し照れた顔をして 笑った
そして
静かに目を閉じた
それと同時に俺の頭の上に あった手が頭の上から すべり落ちた
ゾム
ゾム
俺は親父の体をゆする
何回も
何回も
でも返事がかえってくることは 無かった
ゾム
もう死んだんだと分かってるのに…
ゾム
もしかしたら目を覚ますかもと 奇跡を夢見てしまう
ゾム
ゾム
ゾム
ゾム
ゾム
ゾム
ゾム
ゾム
俺の声がむなしく響く
この日産声以外に 初めて声をあげて泣いた
それからの記憶は曖昧だ
話によると泣きじゃくってた俺を 総統が保護してくれたらしい
気付いたらベッドの上にいた
ゾム
夢だったのか…??
ゾム
あの親父が死ぬはずない
コンコン
誰かが俺の部屋のドアを ノックした
ゾム
ドアを開けるとそこには
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
ゾム
総統は俺の肩を掴んだ
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
総統はそう言うと俺の手を 引っ張ってある部屋に 連れてった
〇〇軍の総統
総統は棺を開けた
確かにそこには親父が 眠ってる
ゾム
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
ゾム
ゾム
〇〇軍の総統
親父に話しかけてる俺に 総統は近づいてきた
〇〇軍の総統
バシンッ!!
ゾム
何と俺は総統にビンタを 食らった
本気で叩かれたらしくて 頬がビリビリと痛い
ゾム
〇〇軍の総統
その時初めて総統が俺に 大声を出した
〇〇軍の総統
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
分かってる…
分かってるよっ…
ゾム
そうだよな…
これじゃ親父に自慢の息子とは 言ってもらえないよな
俺…結局ダメダメだな…
ゾム
総統は泣いてる俺の頭を撫でた
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
そう言うと総統は俺に何かを 手渡した
手帳だった
でもよく見るとボロボロに 汚れている
ゾム
〇〇軍の総統
〇〇軍の総統
ゾム
総統は無言で頷いた
ゾム
俺は急いで手帳を開く
どこのページを開いても任務の 事しか書いてなかった
ゾム
〇〇軍の総統
俺は言われるがままページを めくり続けた
そして最後のページをめくった
なんとそこには
----------------------------------------------------
ゾムへ
この手帳がお前のもとに渡った ということは俺はもうこの世に いないのだろう
きっと今度の取り引きの任務 でだろうな
アイツらは俺達を駒にするためなら何でもする
そんなヤツらとの取り引きなんて命が何個あっても 足らない…
そんな危険な事に仲間をさらすわけにはいかない
だから俺がこの任務を果たしてくると決めた
仲間の為に死ぬなら俺は何の 後悔もない
しかし心残りはある
お前だ
誰も信じず1人で生きてきた お前が今後上手くいくのか
まぁ無理だろう(笑)
しかし何も仲良くやれとは 言わない
…ただ本当に信じられる 仲間を作りなさい
それはこの軍にいるとは 限らない
何処かにお前を必要としてくれる人が必ずいる
必ずだ
本当のお前のことを理解してくれる人を探すんだ
そしてソイツを命をかけて守れ
俺にとってそれは…
お前だ
俺はお前のために何かをして あげれたのかは分からない
でも愛すことは出来たと思う
だからお前も愛しなさい
勿論恋愛感情じゃないぞ!?
それくらい大切にしなさいと いうことだ
そして大切にしてもらえよ
俺は…お前が信用出来る仲間を 作ったところを見たかった
もしかしたら叶わない願いとなる のかもしれない
でも俺はそれでも諦めずに 夢みる
お前も俺がそんな簡単に物事を 諦める男ではないのを 知っているはずだろう(笑)
だから必ず仲間を作り 俺の墓の前にでも連れてこい
見定めてやる
俺は例え死んでも諦めないぞ
ずっと墓の前で待っててやるからな!!
覚悟しとけ!!
まぁ最後に
お前は俺の息子だ
やれば出来る
期待してるぞ
ゾムの事をこよなく愛す クソジジイより
-----------------------------------------------------
そこで手帳は終わっていた
ゾム
ゾム
そう言いつつも俺は泣いていた
本当になんてものを残してくれたんだ
こんなの見たら人を信じたくなる だろうが
泣いてる俺の頭を総統は 撫でた
〇〇軍の総統
そりゃぁもう
ゾム
俺の言葉を聞いて総統は 笑った
〇〇軍の総統
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
〇〇軍の総統
ゾム
〇〇軍の総統
それから1週間がたった
俺はある決意をした
なんと
親父との思い出のあるこの基地を 出ていくことにした
理由はさまざまある
1つ目に親父との約束を守るため
親父に俺の仲間を見せるため 探しにでる
それから2つ目
それは変な噂が流れたから…
親父の血塗れで帰ってきた俺を 見た人が 俺が親父を殺したと思って その話を広めてしまったらしい
まぁ前々からそういうことをしてきたんだから しょうがないっちゃしょうがない 事なんだろう
まぁそれ以外にも理由はあるが まとめるとこんなもんだ
ということで俺は今日で この基地を後にする
ゾム
寂しいんだよな…
ゾム
俺は基地を出た
行く宛もないからただ歩く だけとなるだろう
ゾム
俺はポケットに入れたお金を とるためポケットに手を突っ込む
カサッ
何か金以外にポケットに 入ってるようだった
ゾム
それはふたつ折りにされた 紙だった
ゾム
とりあえず見ることにした
---------------------------------------------------
たとえここを出ていっても いつまでもお前は 俺の部下だ
---------------------------------------------------
ゾム
ゾム
俺は意外と恵まれていたのかも しれないな
ゾム
俺は鼻唄混じりで道を歩いた
あれから何日かたった
ゾム
もう何日も飯を食べてない
最後に食べたのは基地から パクってきたパン2つ
ゾム
何日も食べてないからか 力もでない
今いるのが街だったらいいのに あいにく今いるのは何故か紛れ込んだ森の中で…
ゾム
その直後意識がとんだ
ヒソヒソ
何かが聞こえる
でもおかしいな…
俺が気絶したのは深い森の中…
よっぽどじゃないと来ないようなところだ
近くには最近できた軍もあって 怖がってあまり人は 来ないと思ってたのに
??
??
??
??
えっ…
俺は急いで目を開けた
目の前にはサッカーのユーフォームを着た金髪とスーツを着た眼鏡が居た
??
金髪が叫ぶ
ゾム
??
??
??
眼鏡はそう言うと俺を 担いだ
ゾム
??
ゾム
俺はバタついて抵抗するが 特に意味無く終わった
そして2人はすぐそこにある 基地の中に入った
ゾム
??
??
ゾム
そして金髪は基地に入るなり 叫んだ
??
??
ゾム
中から誰か出てきた
??
??
??
基地の中から出てきたヤツは 俺をじっとみた
そして言った
??
ゾム
グルッペン
グルッペン
ゾム
コネシマ
鬱先生
グルッペン
コネシマ
鬱先生
ゾム
コネシマ
こうして俺は我々だ軍の仲間 なった
あれからしばらくの年月が たった
我々だ軍は誰も俺が戦場の悪魔だとは知らない
言ってないし無慈悲に人を 殺さなくなったからだ
勿論親父が影響してる部分も あるけど違うところもある
何故なら人を殺す事以外にも 俺が生きてる意味があると 分からせてくれたから
だから俺は…
親父の言ってた本当の仲間ってのはコイツらだって思った
なぁ親父
親父は言ってたよな
本当の仲間に出会えたら命をかけて守れって
俺は本当はその意味を理解していなかったんだ
でもね
今なら分かる
だから…約束を守るよ
俺は今からそこに行くよ
親父…
待っててな
ドカーン
爆発音が響き渡った
グルッペン
《一方その頃 kn視点》
コネシマ
コネシマ
??
コネシマ
??
コネシマ
??
コネシマ
コネシマ
??
コネシマ
コネシマ
ショッピ
今回はここまでです!!
長々とお付きあい頂き ありがとうございました!!
もしTik TokとかTwitterとかやってたら同じ名前なんで感想とか 言って下さったら嬉しいです(笑)
長くなりましたがこれからも 『我々だ軍の大切なモノ』にお付きあい頂けると光栄です
ハート宜しくお願いします!!!!
伸びたら続き出します(笑)