コメント
2件
最高ー!!!続き楽しみ❤︎
みんなで、旅行する日がやってきた!
それまでは、テストがあったり、ちょっとした大会に出たり・・・・色々忙しかったけど・・・・。
西畑大吾
大橋和也
集合時間の30分ほど前だ。
珍しく丈くんが寝坊?
かく言う俺はギリギリやけどな。
こういう時、お隣さんで良かったと思うわ。
ピンポーン
大橋和也
シーン・・・・
呼び鈴押して、ノックもしてるのに返事がない・・・。
大橋和也
そんな予感していたら・・・
藤原丈一郎
ドアが開き、なんだか顔色が悪い丈くんが顔を出した。
大橋和也
藤原丈一郎
大橋和也
藤原丈一郎
急に黙り出したから・・・
大橋和也
藤原丈一郎
そういった後の彼がものすごくしんどそうで・・・・熱が上がってきてしもたみたいで・・・
大橋和也
とスマホを取りだしたが、
藤原丈一郎
そう言った瞬間、彼の体がぐらつき・・・
大橋和也
咄嗟に彼のことを抱きとめたら・・・・
大橋和也
ふわっと香ってきたこの香り・・・
藤原丈一郎
大橋和也
気づいてしもた。
この香りは、ずっと探してた香りや・・・・。
藤原丈一郎
大橋和也
丈くんは熱が上がってきてしまたみたいで、なんだか弱々しい。
大橋和也
藤原丈一郎
俺は彼の部屋に入り、丈くんをベッドまで運んで、そっと寝かせた。
大橋和也
藤原丈一郎
と、弱々しく答える丈くんやった。
いつもなら・・・
藤原丈一郎
大橋和也
そして連絡したのはもちろん・・・
西畑大吾
えっ?丈くんが?(通りででんわにもでやんはずやわ)
大橋和也
西畑大吾
⤴なにをきたいしてるんだか。
大橋和也
西畑大吾
大橋和也
大ちゃんにだけはこの気持ちを話しておきたかった。忘れていたはずの・・・・、
封印していたはずのこの気持ちを話しておきたいはずやのに・・・・。
なぜだか言えなくて・・・・
西畑大吾
大橋和也
西畑大吾
大橋和也
な、なんでわかってしまうんやろ。
あっ、そっか・・・。
大ちゃんは香水の香りの人が誰か知っとるからか・・・・ 。
大橋和也
⤴電話をしながら照れる。
西畑大吾
大橋和也
俺は気づいてしまった。
あの香水の香りの人の正体を。
あの香水の香りの人も、あの時俺を電車で見つけて、部屋に運んでくれたのも、途中まで看病してくれたのも・・・・ 。
大橋和也
藤原丈一郎
大橋和也
ベランダでほぼ毎日何気ない話をするのも、丈くんのバイト先であーだこーだ言い合うのも・・ほんまはすごく楽しくて俺にとっては愛おしい時間やった。
好きだって気持ちを忘れようと思とったのに・・・、この気持封印しようと決めていたのはずやのに・・・・。
今になって溢れてしてしまいそうや。
藤原丈一郎
少し目覚めた丈くん。
大橋和也
藤原丈一郎
少しだけ話ができるようになったみたいや。
大橋和也
藤原丈一郎
大橋和也
俺は、立っていこうとしたら・・・
藤原丈一郎
腕を掴まれ・・・ 、
大橋和也
藤原丈一郎
大橋和也
藤原丈一郎
大橋和也
グイッと手を引かれ・・・、俺はバランスを崩し・・・丈くんの顔に近づいてしまい、またキスしそうになった。
大橋和也
藤原丈一郎
大橋和也
こんなに弱々しい丈くん見たことない。
こんなに甘える丈くんも、優しい丈くんも見たことないや。
今だけなんかな・・・。
藤原丈一郎
大橋和也
忘れようとしてるのに・・・・。
こんなことされたら余計に忘れられやんくなるやんか!!
藤原丈一郎
大橋和也
その方が俺らしくおれるんや。
ここではこんなに素直に言えるのに・・・。
大橋和也
丈くんの髪をおもわず撫でながら・・・
大橋和也
思わずそんなことを口走ってしまった自分に・・・ 。
大橋和也
絶対叶わない願いやのに!!
叶うはずのない恋をしてしまったんやな。
この時、さらに自覚してしまったのだ。
それからどれくらい経っただろうか?
だいぶ息づかいも落ち着いてきた丈くんにほっとした俺は、一旦部屋に戻ることにした。
大橋和也
と、立とうとしたら何故かつまづき・・・
大橋和也
机の上にあった間取り図のようなものがヒラリと落ちてきて?
大橋和也
丈くんまさかこの部屋から引っ越すつもりなん?
俺はショックでその場から動けやんかった。