モブ
俺の専用席
一虎
は?
本当なら、今すぐにでもぶん殴って、生意気なツラ出来ねぇようにしてやりたい
でも、俺は更正するって決めた
マイキーの兄貴を殺して、場地を殺して、
こんなダメ人間な俺が、本当は、生きてるだけでもダメなのに
マイキーは、
許してくれた。
だから、次こそは、絶対に更正するんだ。
モブ
早く、どけよ。
反抗なんてしない。
俺は反抗なんか出来る権利なんて無い
一虎
あ、…
一虎
うん、、
なのに、どうしてだろう
すごく、悔しい。
実際、歯を食いしばっている自分も居る
モブ
ふんっ、早くどっか行けよ。
一虎
…うん、
一虎
はぁ…
どこで手紙書こっかな…
ここの奴ら全員、専用席とかいうやつあんのかな…
モブ5
君、ここ座りなよ
いいな。
誰かが席を譲られている
俺は自分で探すのか。
まぁ当たり前か…笑
モブ5
ねぇ、聞いてる?
せっかく譲ってもらえてるのに、無視するのかよ。
そんな無視する奴なんかより、俺に譲ってくれればいいのに。
俺なら無視しないのにな。
モブ5
金髪と黒髪の子だよ~
あ、俺かも…
一虎
?
一虎
俺、?
モブ5
うん!
モブ5
席、座っていいよ!
一虎
えっ、いいのか、?
モブ5
うん!
モブ5
困ってる子は助けないと!
一虎
?
こんないい奴がなんで年少に…?
一虎はそんな疑問を頭から無くし、礼を言う
一虎
…
一虎
ありがとう。
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