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その日、モヤモヤしたまま、授業は進んだ
帰り道
友美
友美
美広
友美
翌日
1つ上の学年、6年生の卒業式だった。
私達5年生が席について、約5分後
隣のクラスの担任の先生が、
隣のクラスの先生
隣のクラスの先生
伝言ってなんだ？
卒業式で気をつける事？
それとも6年生にサプライズでもするの？
予定と何か変わったのかな？
頭の中で？マークが飛び交う
その時、前の席の人から
「伝言」が来た。
ああ、そう言う事か。
サプライズだ。
バレないようにしないと。
無事に、卒業式は終わった。
今日は早帰りの日
普段なら、先生の「報告」がなければ、
きっと、走って帰っていただろう。
でも
私は、
私達は今、
3年生の教室にいる。
隣のクラスの先生
隣のクラスの先生
隣のクラスの先生
そう言って見せたのは、私達の顔写真が貼ってある、
1枚の紙
隣のクラスの先生
隣のクラスの先生
次？まだあるの？
その疑問の答えは、すぐに分かった。
空
空が見せてくれたのは、真っ白な画用紙、
勇次
また手紙か、なんて笑ったけど
隣のクラスの先生
そのセリフを聞いたみんなは、
私は
友美
なんて言いながら
走って
走って
笑顔で
少し前のモヤモヤが、
なくなったような
なんとも言えない
スッキリしたような、
少し悲しいような
でも先生に書く、メッセージを想像して
先生が、手紙を見ながら、
笑顔で泣いてる姿を思い浮かべながら
家に帰った。
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