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春千夜
○○
三途さん空いている左手を私の手に絡めながら言う
春千夜
また理不尽。
○○
春千夜
根太い声で「あ"？」と言ってきたもんだから言い返せる訳もなく
○○
春千夜
そうこうしているうちに喫茶店に着く
○○
そんな事を考えながら車を降りる
友達
○○
友達に三途さんの事なんて言おうと考えながら席に着く
友達
○○
友達とでも言っておこうと思ったら先に三途さんが先に口を開く
春千夜
○○
友達
彼氏どころか今日会ったばっかりなのにと思い三途さんを見る
お三途さんは猫被りした笑みを浮かべる 正確には猫被りをしている。の方が合ってるか…
友達
○○
友達
何を答えたらいいか分からず三途さんに助けを求めるように見る
春千夜
春千夜
その言葉はとても圧がかかっていて思わず「はい…」と言ってしまう
友達
友達が三途さんを見ながらそう言う
その瞬間三途さんが小さく舌打ちをしたのは私しか聞こえなかったよう。
春千夜
○○
友達
○○
春千夜
三途さんは私の腕をガッチリと掴み、店を後にした。
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