虚ミュー
書こうと思います。
虚ミュー
虚ミュー
虚ミュー
思い切りバッドエンドなので注意です。
(初投稿がこれ...)
虚ミュー
読むことをお勧めします。
虚ミュー
しにがみ
中性的な男の子。可哀想。
ぺいんと
騎士として働いている。
しにがみの親友。
クロノア
魔術師の血を持つ。
トラゾー
騎士として働いている。
イナリさんという恋人がいる。
らっだあ
何してるかよくわからない人。
面倒見の良いお兄さん。
ロボロ
しにがみを姐さんと呼び慕っている。
チーノ
しにがみを姐さんと呼び慕っている。
ぴくと
しにがみが小さい頃から
面倒を見ている。
ともさん
しにがみの保護者がわり。
過去が重い。
虚ミュー
クスクス クスクス
しにがみ
しにがみくんは、悪い悪魔の子なんだって
だから仲良くしちゃダメなんだって
しにがみ
何も悪いことしてないよ…
悪い悪魔め!退治してやる!
しにがみ
悪魔と人間の母親から産まれた僕は、 村では孤立した存在でした。
大人達からは厄介そうな目で見られ
同年代の子達からはいじめられ
僕の居場所なんてどこにも無いと、 そう、思っていました。
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
僕は彼に出会いました。
その時はいきなり話しかけられて びっくりして、
心臓がバクバク言って落ち着かない。
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
俺そんなの作れないよ!
しにがみ
ぺいんと
花冠を作りながら、彼はいろんなことを 話してくれました。
騎士団長の息子であること
厳しい鍛錬をようやく抜け出してきたこと
僕と話していると楽しいこと…
しにがみ
嫌じゃないの?
ぺいんと
しにがみ
そう言って被っていたフードを取ると、 明らかに彼の目が見開かました。
しにがみ
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
俺も角が欲しい〜!
しにがみ
なんだ
僕を認めてくれる人は ちゃんといたんだ。
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
しにがみ
ぺいんと
ぺいんと
それから僕は、 彼と遊ぶようになりました。
彼の友達とも仲良くなって、 僕は、僕の居場所を見つけられた 気がしていたんです。
あの日が来るまでは。
しにがみ
ぺいんと
森の奥、血塗れのぺいんとくんを 見つけてしまった。
確か彼は、森の警備に出ていたはず…
しにがみ
僕の全身から血の気が冷めていく 感覚が巡った。
しにがみ
本来なら、急ぎ病院に 行くべきなのだろう。
しかし、彼の身体はほとんど 引き裂かれており、出血も酷い。
僕の非力な腕では、きっと病院に着く前に 出血多量で死んでしまう。
...しばらく思案した後、覚悟を決めた。
しにがみ
僕は自身の腕をナイフで切り裂き、
溢れ出る鮮血を彼の口に注いだ。
しにがみ
しにがみ
しにがみ
どうかぺいんとくんの傷を癒して!
しかし、彼の傷は塞がらない。
しにがみ
しにがみ
しにがみ
さらに腕の傷を切り裂くと、 大量の血が流れ出た。
貧血でクラクラする頭を押さえながら それをもう一度彼に飲ませる。
しにがみ
すると、彼の傷口が 少しだけ、ゆっくりと塞がって行く。
僕は安心してその場に倒れ込んだ。
しにがみ
ザワザワ…
しにがみ
目が覚めると、どこかのベッドに 寝かされていた。
自分の腕を見ると包帯が巻かれている。
どうやら、誰かが僕たちを 発見してくれたみたいだ。
バタバタバタ、ガチャン!
トラゾー
しにがみ
トラゾー
しにがみ
トラゾー
あんなことっ…!
しにがみ
ロボロ
ロボロ
しにがみ
なんで僕が責められているのかが、 全くわからない。
クロノア
クロノア
ぺいんとを殺そうとしたの?
しにがみ
その一言に、僕の頭は真っ白になった。
しにがみ
しにがみ
トラゾー
トラゾー
殺されそうになった」って。
しにがみ
しにがみ
ぺいんとくんを見つけて、
それで…!
クロノア
クロノア
しかできなかった」って。
クロノア
どう説明するのかな?
しにがみ
ロボロ
ロボロ
お世話になっといて!
ロボロ
ロボロ
ない、ただの悪魔なんやろ!
しにがみ
トラゾー
この村にはいらない。
トラゾー
クロノア
ともさんの意向だからな。
クロノア
体の奥底が冷えていって、
もう何も聞こえなくなって、
僕は
翼を広げ、窓から飛び出した。
しにがみ
しにがみ
あんなことを?)
しにがみ
バタンッ!
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぴくと
しにがみ
ぴくと
まさか、またぺいんとくんを…
しにがみ
ぴくと
ドンッ!
しにがみ
ぴくと
しにがみ
痛い…痛い…
なぜ、こんな…
こんな仕打ちを 受けなくてはならないのだろう。
それを知るためにここに来たのに
気づけば、ぺいんとくんと話すのも忘れ、 無我夢中で逃げ出していた。
しにがみ
走って走って、逃げた先に
見覚えのある顔が2人
しにがみ
チーノ
チーノ
らっだあ
らっだあ
しにがみ
僕、話を聞いて欲しくて…!
チーノ
しにがみ
チーノ
今は、聞く気になれません。
チーノ
らっだあ
らっだあ
しにがみ
昨日まで、 普通の友達として接していた人達が
僕を冷めた目で見つめ
軽蔑したような表情で
怒りの言葉を投げかける。
それに耐えきれなかった。
文字通り弱い僕は、 それに耐えきれなかったんだ。
村外れにある小さな教会。
そこに足を運んだ。
しにがみ
冠さん
しにがみ
しにがみ
しにがみ
救い上げてくれた人がいたんです。
しにがみ
しにがみ
しにがみ
とってしまいました。
しにがみ
しにがみ
僕を許すはずもありません。
しにがみ
冠さん
冠さん
貴方が産まれた日を。
冠さん
ここで貴方を産み、
そして天に帰った。
冠さん
神の祝福があるようにと、
祈り続けていました。
冠さん
けして無駄ではないはずです。
冠さん
しにがみ
しにがみ
いっそ僕が消えてしまえばいい。
しにがみ
冠さん
冠さん
冠さん
神の御加護があらんことを。
しにがみ
聖水の入ったビンは、 どこまでも澄んでいて綺麗だった。
その禍々しいほどに美しい液体を 一気に飲み干す。
しにがみ
…ねえ、ぺいんとくん。
例え、この世の全てに嫌われたって、
君自身に嫌われたって
僕は…
しにがみ
ごめんね






