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ナイティナイト

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ナイティナイト

1 - ナイティナイト

♥

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2020年03月12日

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ほら!おいで!

そう呼ばれて僕は君の所に走った

僕が君の傍によると君は僕を抱っこした

まだ小さい手の中に包まれた

その手の中から温もりが感じで凄く、暖かかった

.........

何をしているのかな?

僕は少し寂しかったから悪戯をしてみた

ん、〜?あ、こらダメでしょ!!

そうして初めて怒られた

ほら!おいで!

一緒におやつ食べようね

そう言って僕のおやつをくれた

ふふ、幸せだね

君はそう僕に言った

僕は君と幸せひとつを分けあえて凄く嬉しかった

あ、もうすぐ夜だ

おやすみなさい

そう言って僕を抱き寄せて君は規則正しく寝息を立てた

僕も眠たくなってきたな

そうして僕は眠った。今日一日の大切な思い出も静けさの向こう

うっ.....ひっぐ..

なんで...私が....

ああ....目を閉じたら君の泣き顔を見逃してしまう

君に泣き顔なんて似合わない

だから僕は君が笑顔になってくれるまでそばに居る

ほら、寝ようね

おやすみなさい

そう言って君は目を閉じたら

目を閉じたら明日から少しさよならをしてしまうのに

僕は目を閉じたら

瞼の裏側に夜空が溢れている

綺麗だな、そう思った

へへ、おいで!

そう、今は泣かずに笑顔で

僕を腕の中であたためてよ

最近暖かいね!

そう言って君は僕を撫でた

そうだね、今日は暖かい。本当に春色の空だ

そんな春の温かさに誘われて寝てたら夢をみていた

君と一緒に擦りむいて、寝転んで、駆け回るそんな夢

ん?どうしたの?

あ、隠れんぼやりたいんだね!

分かった分かった!

今日は君と静かな青空の下で少し遠くの所で

いつもより上手に隠れてみたよ

え.....嘘....うう....

どうして泣いているの?

あれ?体が上手く動かないや

凄い眠たいし

そっか、ほんの小さな心臓がひとつ寝坊しちゃってるのか

ねぇ.....逝かないでよ....

ねぇ...目を開けて..ねえってば!!

そんなに悲しまないでよ

きっとあの空から、あの.....空か...ら

君だけをずっと見ているからさ

うう.......

ふふ、優ちゃん

僕は君に出会えて、想われてこんなに幸せだよ

明日も....明後日も....

出来れば来世でも君のそばで

「「眠りたいな」」

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