優
そう呼ばれて僕は君の所に走った
僕が君の傍によると君は僕を抱っこした
まだ小さい手の中に包まれた
その手の中から温もりが感じで凄く、暖かかった
優
何をしているのかな?
僕は少し寂しかったから悪戯をしてみた
優
そうして初めて怒られた
優
優
そう言って僕のおやつをくれた
優
君はそう僕に言った
僕は君と幸せひとつを分けあえて凄く嬉しかった
あ、もうすぐ夜だ
優
そう言って僕を抱き寄せて君は規則正しく寝息を立てた
僕も眠たくなってきたな
そうして僕は眠った。今日一日の大切な思い出も静けさの向こう
優
優
ああ....目を閉じたら君の泣き顔を見逃してしまう
君に泣き顔なんて似合わない
だから僕は君が笑顔になってくれるまでそばに居る
優
優
そう言って君は目を閉じたら
目を閉じたら明日から少しさよならをしてしまうのに
僕は目を閉じたら
瞼の裏側に夜空が溢れている
綺麗だな、そう思った
優
そう、今は泣かずに笑顔で
僕を腕の中であたためてよ
優
そう言って君は僕を撫でた
そうだね、今日は暖かい。本当に春色の空だ
そんな春の温かさに誘われて寝てたら夢をみていた
君と一緒に擦りむいて、寝転んで、駆け回るそんな夢
優
優
優
今日は君と静かな青空の下で少し遠くの所で
いつもより上手に隠れてみたよ
優
どうして泣いているの?
あれ?体が上手く動かないや
凄い眠たいし
そっか、ほんの小さな心臓がひとつ寝坊しちゃってるのか
優
優
そんなに悲しまないでよ
きっとあの空から、あの.....空か...ら
君だけをずっと見ているからさ
優
ふふ、優ちゃん
僕は君に出会えて、想われてこんなに幸せだよ
明日も....明後日も....
出来れば来世でも君のそばで
「「眠りたいな」」