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2,002
依
ライラ からぴち・シクフォニ♡
10,103
コメント
2件
ya君、ナイス👍(((
うわあ……これ、1話からすごく心臓にくるお話ですね……! 記憶を失った「うり」さんの戸惑いと、優しい笑顔の裏で何かを隠している「ゆあん」くんの温度差がたまらない。付き合ってたって言われて、照れながらも信じちゃううりさんが愛おしくて切ない。でも最後の「ほんとは付き合ってなかった」のシーンで、全部がぞわりと変わった……このギャップ、癖になります。続きが気になりすぎます。ニーナさんの描く甘くて危ない空気感、すごく好きです🌷
ピピッ、ピピッ、
無機質な機械の音が耳の奥に響く
ゆっくりと重い目を開けると、視界に飛び込んできたのは真っ白な天井だった
うり
自分の声なのに、ひどく掠れていて他人のものみたいに聞こえる
頭がぼーっとして、自分が誰なのか、どうしてここにいるのか、何も思い出せない
パニックになりかけたその瞬間、ベッドの横から「あ、」と息を呑む声が聞こえた
顔をゆっくり横に向けると、そこには綺麗な顔をした男の子が座っていて
男の子は俺と目が合った瞬間、その大きな瞳から大粒の涙をポロポロと溢れさせた
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
次の瞬間、視界が彼の赤色のメッシュが入った髪でいっぱいになる
信じられないくらいの強い力で抱きしめられた
彼の体温と、洗剤のいい匂いが体にしみわたっていく感じがする
記憶はないはずなのに、
なぜかその匂いに、俺の胸がギューッと締め付けられるように痛くなった
うり
うり
ゆあんくん
慌てて顔を離した彼は、目元を真っ赤に腫らしながら
照れたようにへにゃりと優しく微笑んだ
その笑顔があまりにも眩しくて、心臓がドクン、と大きく跳ね上がる
うり
うり
恐る恐る尋ねると、彼は一瞬だけ
本当に一瞬だけ、寂しそうな顔をした
だけどすぐに、俺の右手を両手でぎゅっと包み込むように握りしめて
悪戯が成功した子供みたいに、にっこりと笑ってみせた
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
ゆあんくん
うり
うり
ゆあんくん
ゆあんくん
うり
付き合って……!?俺が、この子と!?
あまりの衝撃的な発言に、顔が一気に耳の先まで燃えるように熱くなっていく
記憶をなくす前の俺は、こんなに綺麗な相手と付き合っていたというのか
真っ赤になって固まる俺を見て
ゆあんくんは「あはは、可愛い」と嬉しそうに目を細めた
そして、握った俺の手の甲にそっと自分の唇を押し当てる
ゆあんくん
ゆあんくん
その妖しくも優しい瞳に見つめられて、俺は完全に彼に心を奪われた
ゆあんくん
ピピッ
看護師(ナースコール越し)
ゆあんくん
看護師(ナースコール越し)
ピッ
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
そう言って、ゆあんくんは扉を開けてトイレへと向かって行ってしまった
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ほんっとかわいい~…
ほんとは付き合ってなかったのにさ、
あんなに簡単にコロッとおちちゃって
ゆあんくん
ず~~~~~~っと
愛してあげるから♡