あのまま彰人と冬弥は朝まで一緒に過ごして、翌日...
東雲彰人
.....(無言
青柳冬弥
.....(無言
東雲彰人
(喋ることねぇ...)
青柳冬弥
(彰人は大丈夫だろうか...)
東雲彰人
冬弥..俺クラスこっちだから...じゃあな!
青柳冬弥
あ..あぁ
キーンコーンカーンコーン(チャイム
3年生の教室...
青柳冬弥
司先輩!
天馬司
おっ?どうした!冬弥!
青柳冬弥
ちょっと..話があって...来てくれませんか..?
天馬司
話?あぁ!わかったぞ!
誰もいない階段...
天馬司
それで...話とはなんだ?
青柳冬弥
実は..かくかくしかじか...
天馬司
!!彰人がいじめられているだとっ!?
青柳冬弥
はい..そうなんです...
青柳冬弥
もちろん他の人には秘密にしてください..絶対に...
天馬司
あぁ..わかった...、
青柳冬弥
俺が昨日彰人に屋上で何かあったのか?と聞いたら..急に性格が変わったように泣いていました...
天馬司
それほど酷いのか...
青柳冬弥
痣も酷かったし..毎日のようにいじめられてると思います...
青柳冬弥
俺..何とかしたくて..司先輩に相談しました...
天馬司
そうか..まずはありがとう、彰人のことを伝えてくれて..
青柳冬弥
っはい...
天馬司
彰人は冬弥に助けを求めたのか?
青柳冬弥
いやっ昨日は...
青柳冬弥
昨日は..もう..誰も信用出来ない感じでした...「みんな嘘だっ」とか「俺の周りには誰もいない」とか...
青柳冬弥
とにかくの彰人の状態は酷かったです...
天馬司
俺も知ったからにはできることはやってやりたい...
だがいいのだろうか?
だがいいのだろうか?
青柳冬弥
良くない理由が何かありますか...?
天馬司
いや...特に理由はないが俺なんかが力になるだろうか?...
青柳冬弥
..!、力にならないなんてそんなこと言わないでください!
青柳冬弥
俺が信用して"司先輩"に相談しているんです..!
天馬司
そうか..!、わかった!
天馬司
ありがとうな冬弥!
青柳冬弥
はい!!、
一方その頃...彰人
東雲彰人
ボー...(冬弥何してるかな...)
A男
あいついつもボーッとしてて何考えてるかわかんねぇ(笑)
B男
確かに(笑)