TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

kyu

魔法が使えなくなってから1週間が経った

kyu

今日もお城はパーティーか…

kyu

…いいな

魔法が使えなくなって…もちろんsoちゃんにも会えなくなった

kyu

ま、まぁ…

kyu

お城に行けただけでも満足だしね…

kyu

別に…悲しくは…ッ

kyu

ちょっと町に買い物行こっかな…

kyu

やっぱり、気を紛らわすなら買い物だな〜ッ!

kyu

見るだけでも楽しいし…ッ!

kyu

あ、あっち行ってみよ!

kyu

確かこっちの方に…ドンッ

??

痛た…

kyu

あ、すみません…ッ!

??

こちらこそ…周りみてなかったんで…!

??

フードかぶってるんでちゃんと前が見えてなくて…

kyu

そうだっんですね…!

??

…あれ?

kyu

ど、どうかしました…?

??

kyuちゃん…?

kyu

え、なんで僕の名前を知ってるの…!?

??

あ、ちょっとこっち来て欲しい…!

kyu

え、え…!?

kyu

ど、どこまで行くんですか…!

??

もうちょっとで着くよ

kyu

…え?

kyu

ここは…?

kyu

お花畑…?

??

ここなら誰にも気づかれないかなって思って

kyu

あの…どなたですか?

??

あ、ごめん…フード取るね…パサッ

kyu

…え、え!?

so

ごめん…急に…

kyu

ぜ、全然…ッ!

kyu

けど、どうしてここに…?

so

…kyuちゃんを探しに来たんすよ

kyu

…え?

so

急にいなくなったから…心配だったんす

kyu

あ、それは…

kyu

…ごめん

so

何か事情があったんすよね?

kyu

…うん

so

…聞いてもいいっすか?

so

その…嫌じゃなければ

kyu

…いいよ

kyu

ぜーんぶ話す…ッ

kyu

僕がsoちゃんに会いに行けてたのは全部魔法のお陰…

kyu

魔法に頼って…soちゃんに会ってた

so

魔法…

kyu

けど…

kyu

僕が魔法を使えるのは…1週間だけだった

so

だから来なくなったんすね

kyu

…うん

kyu

そ、それに…

so

それに?

kyu

僕…男だし

so

え、気づいてたよ?

kyu

嘘…

kyu

気づかれてないと思ってた…

so

一人称が僕になった時に…何となく気づいたっす!

kyu

そうだったんだ…

kyu

ご、ごめんね…

so

…ん?

kyu

幻滅したよね〜…w

kyu

嘘つかれてて…全部魔法の力だったなんて…w

kyu

…最低だよね…w

so

なんでそんなこと言うんすか?

kyu

…え?

so

だって…

so

kyuちゃんが魔法を使ったから僕はkyuちゃんに出会えたんすよ?

kyu

…ッ!

so

kyuちゃんの言葉の受け売りになっちゃうんすけど…

so

出会えて嬉しかったっすよ!

kyu

それは僕も…ッ!

kyu

soちゃんと出会えて嬉しかった…

kyu

まさかこれを言いに…ここまで来てくれたの?

so

まぁ…それもあるっすねw

kyu

え、なんか申し訳なさすぎ…ッ!

kyu

バレたら大変だよ…!

so

だからフードかぶってきたんすよ

kyu

あ、なるほど!

so

それもあるけど…

so

本当はもう1つ伝えたいことがあるっす

kyu

伝えたいこと…?

so

あんまりこの言葉言ったことないから恥ずかしいんすけど…w

so

…僕はkyuちゃんのことが好きっす

so

それを伝えに来たかったんす

kyu

…え?

kyu

ええええええええ!?

kyu

ど、どういうこと…!?

so

そのままの意味っすよ…!

kyu

ほんとに…?

so

ほんとっすw!

kyu

こんな僕でも愛してくれるの…?

kyu

“魔法が解けても”愛してくれるの?

so

もちろん!

so

魔法が解けても、かけらていても…

so

kyuちゃんはkyuちゃんっすから!

kyu

…ニコッ

kyu

ありがと…!

kyu

僕もsoちゃんのことが…

大好きだよ…!

魔法なんか関係なく、自分を愛してくれる人がいるのならそれでいい

恋をするのは

どんな魔法よりも素敵な

魔法

魔法がとけても

𝑭𝒊𝒏.

この作品はいかがでしたか?

1,102

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚