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『 夜は、ふたりで 。 』
赫 × 黑 / yaur
• 甘くて重たい、ふたりの夜の話。 • 溺愛 / 共依存 / 愛重め • 苦手な方はご注意ください。
赫
玄関で靴を履こうとした手首を、後ろからそっと掴まれた。
振り向くと、赫が少しだけ眉を下げてこっちを見ている。
黑
黑
赫
小さな声。
拗ねた子どもみたいな言い方。
でも手は離してくれない。
赫
赫の指が、ぎゅっと強くなる。
冗談でも軽口でもなくて、ただの事実みたいに言うから、心臓がうるさい。
黑
赫
即答。
迷いゼロ。
赫
黑
赫
当たり前みたいに言われて、笑ってしまう。
黑
黑
気づけば、靴を脱いでた。
黑
赫
黑
赫
黑
赫
最後の言葉だけ、俺が言ったみたいになった。
部屋に戻ると、赫はすぐ隣に座って、当たり前みたいに肩を寄せてくる。
体温が触れる。
それだけで、さっきまでの帰る気持ちが全部熔けた。
赫
黑
赫
服の裾を掴まれる。
ぎゅって。
黑
黑
そう言ったら、やっと安心したみたいに笑った。
その顔見たら、もうだめだ。
黑
灯りを消した部屋で、同じ布団に潜る。
腕が回ってきて、背中にぴったりくっつく体温。
心臓の音まで重なる距離。
黑
赫
黑
赫
黑
赫
黑
少しだけ腕の力が強くなった。
閉じ込めるみたいに。
守るみたいに。
窓の外は静かな夜。
世界にふたりしかいないみたいだった。
赫
赫
赫
黑
夜は、ふたりで
赫
赫
赫
赫