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メリー

私メリーさん。

メリー

最近良いところがないから

メリー

今日は汚名挽回しようと思うの。

メリー

やってやるの!

汚名返上な

出だしから躓いてどうすんの?

国語弱すぎるアピールしてどうすんの?

ついでに名誉返上もしちゃうの?

あ、もともと名誉なんて無かっ

痛ぇっ!

メリー

調子に乗るなって話なの。

メリー

昔からやれば出来る子だって言われ続けてきたの。

つまり昔から変わってない、と

絶望しかねーわ

メリー

そんな事ないの。

メリー

私が行く先々では常に一目置かれる存在だったの。

置かれるのは一目じゃなく距離の間違いだろ

メリー

今日はあなたのその認識をぶち壊してやるの。

メリー

私の存在意義というものを思い出させてあげるの。

つまりどういう事?

メリー

メリーさんの本質といえばホラーなの。

メリー

今日はあなたをガクブルさせてあげるの。

やれるものならどうぞ

メリー

という事で今日はホラーストーリーを演じてみようと思うの。

出来んの?

メリー

見くびってもらっちゃ困るの。

メリー

私に出来ない事なんてないの。

メリー

パーフェクトヒューマンなの。

あっちゃんカッコいい

ってアホか

メリー

怪談をしようと思うの。

無視ですねわかります

メリー

さっさとトイレに行って

メリー

お風呂に入ってすぐ寝れる準備をしながら聞くといいの。

はいはい

メリー

私メリーさん。

メリー

それはそれはとても蒸し暑い夏の事だったの。

メリー

お風呂からあがった私は

メリー

無性にアイスが食べたくなったの。

メリー

残念な事に家の冷凍庫には無かったから

メリー

近くのコンビニに買いに行く事にしたの。

メリー

下着を着けて、薄手のパーカーを羽織って

メリー

しっかりと財布を持ってコンビニに向かったの。

メリー

コンビニまでの道は人通りが少なくて

メリー

誰にも会う事なくコンビニに到着したの。

メリー

アイスを買って食べながら帰っていると

メリー

後ろからコツコツと足音が聞こえてきたの。

メリー

少しすると足音の主と思われる人が

メリー

ヒソヒソと何かを話すような声が聞こえてきたの。

メリー

足音と声はそのまま私の歩くスピードに合わせるようについてきたの。

メリー

私は少し怖くなって小走りで家に向かったの。

メリー

そうしたら足音も小走りになって

メリー

いつの間にか1つだった足音が2つ、3つと増えていったの。

メリー

あと少しで家に到着する、という所で後ろから肩を掴まれたの。

メリー

ガクブルしながら後ろを振り返ると

メリー

神妙な顔つきをした3人の男の内の1人が言ったの。

メリー

警察です。

ズボン履き忘れてんじゃねーか

そりゃ職質されるわ

メリー

顔から血が出るほど恥ずかしかったの。

火な

なんで血でてんの?

逃げてる途中でコケたの?

運痴なの?

メリー

ご視聴ありがとうございました。なの。

ホラーは?

メリー

そんなもの私たちに期待されてないしするだけ無駄なの。

メリー

ホラーが読みたければ他の作者の作品を読んでればいいと思うの。

身も蓋もねぇ

遊者Lv1

少し長くなってしまいましたが最後までご視聴いただきありがとうございました

この作品はいかがでしたか?

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