コメント
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だ、太宰さぁぁぁん…!!救われないエンドもいいですよね…良きですわぁ…
太宰さぁぁぁぁぁぁん😭 片思いも好き💘
ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
恋い焦がれた。
繁華街が賑わう週末。
私達は、杯を交わす事なく任務に励んでいた。
人々の話し声や、笑い声、怒鳴り声が聞こえる中、慥かに聞こえるのは銃声。
血を流す死体に5発。死にぞこないに1発。
頬に飛んだ返り血を拭きながら相棒の相棒のもとへ向かった。
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
中也
太宰
中也
珍しく皆殺しにしなかった中也。
理由を聞くと、彼女を殺されたとか。
だから生け捕りにして、拷問死て、死ぬより辛い目に合わせたいとか。
太宰
太宰
中也
死にかけの捕虜を担ぎ上げ私達は横濱の闇に溶けた。
森さん
森さん
中也
森さん
中也の目は復讐に燃えていた。
海のように澄んだ瞳ではなくめらめらと炎が燃えるような目。
恋人を殺されて嘸かし腹が立つのだろう。だけど死んだ人の仇を取っても其の人は生き返らない。
私は心の何処かで死んだ恋人を想うぐらいなら生きてる誰かを想ってほしい。そう思っていた。
その日の帰り道私は彼にこう云った。
太宰
我ながら酷いことを云ったと自覚はしている。だけどどうしても彼に目を覚ましてほしかった。
中也
中也
中也
中也
中也は私を睨んてそう云った。
太宰
太宰
太宰
中也
中也のその目を真っ直ぐ見たとき。目を覚ましてほしいそう思うのは私のエゴかもしれない。
此の二週間後私は中也に心の内を明かした。
太宰
中也の返事は「ああ。そうか」其れだけだった。
私は彼に振られたのに悪足掻きをしようとした。
太宰
太宰
太宰
中也
その声を聞いたとき。もう望みはない。どんなに足掻いても、何をしてももう彼は私に振り返ってはくれない。
そう思わなければ行けないのに、私は矢張り何処かで何かを期待した。
太宰
中也
中也
中也
中也
中也
「諦めろ」
中也がはっきり諦めろと云った瞬間私はぽろぽろと泪を零していた。
もうさっき迄期待していた何かももうない。
私は彼に愛されることはない。
私は彼に好かれることはない。
私の想いはもう二度と届かない。
中也は何も云わず帰っていった。海岸に一人残された私は飛び込もうとする気にもならなかった。
END
ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす