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少年は夜空を見ながら考えていた
この地球以外に生命体は―
"エイリアン"は存在するものか―と。
それは少年にとって とてもロマンがあった。
例えば―
『宇宙船で会いにきたら?』
『人類を滅亡させようとしたら?』
―しかし
少年は見る方向間違えていた。
―エイリアンは空からなど来ない。
2020年頃の日本の人々は、
2050年頃には車が空を飛び、 宇宙へ進出し、国が著しく発展するだろうと考え、
誰しもが未来へ期待し、 夢を持っていた。
―しかし現実は全く違う物となった。
2024年
日本産業なにがしによる失敗で 世界からの信頼を失った。
2025年
国の半分が資本主義陣営の敗戦により 社会主義陣営(続・ソ連)に奪われた。
そして
そこから日本の貧富の差は 大きくなっていくのだった。
それからというもの、立て続けに物事が悪い方へと傾いていった
それまでは問題視されていた "ジェンダー論"はもはや
誰の目にも留まらなくなっていた。
そこで政府はある考えに思い至った。
貧富の差を、治安を悪化させない為の 法律を作る為に―
『憲法を改正する』と。
2027年
日本国憲法第11条 「基本的人権の尊重」はついに 憲法条文から無くなった。
治安悪化抑止法
『日本国において国の治安を悪化させる全ての人物・団体は、人権の破棄又は抹消される事を許可する。』
―この法律は後に日本を"独裁国家" へと導くのであった。
独裁国家となった日本には もはや "優しい日本"の肩書きは この世界から消え去っていた。
ガチャ
警官
牢屋が空くと、囚人は粗雑に 中へ入れられた
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人451番
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人451番
囚人451番
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人の男
警官
そこには少しのオートミールと 小さなパンが皿に乗っていた。
警官
警官
警官
警官は1人でぶつぶつと独り言を呟きながら他の牢屋へ食料を配りに行った。
囚人451番
囚人451番
囚人451番
囚人の男
新入りの囚人は食べ物に全く 手を付けない。
囚人451番
そう言うと置いてあったスプーンで オートミールをすくってみせる
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人451番
囚人の男
囚人の男
囚人451番
囚人の男
囚人451番
囚人たちは館内の掃除に 取り組んでいた。
囚人451番
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人451番
囚人451番
囚人451番
囚人451番
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囚人の男
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人の男
囚人の男
囚人451番
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囚人の男
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人451番
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人451番
囚人451番
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人の男
囚人451番
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囚人の男
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囚人の男
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囚人の男
囚人の男
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囚人の男
囚人の男
囚人の男
囚人の男
囚人451番
囚人451番
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囚人の男
囚人451番
囚人の男
囚人の男
囚人451番
囚人451番
囚人451番
木村雪歩
木村雪歩
木村雪歩