緑が紅に染まる日

坂田からの連絡を受けてから、猛ダッシュで坂田の家に向かったのでだいぶ疲れた。

俺は急いで階段を登った

すると登った先に見覚えのある赤髪があった

すると、坂田が倒れそうになった。

ｶﾞｼ！

俺は倒れるギリギリで坂田を捕まえた。

いつもの明るく元気な表情とは違い、凄く辛そうな顔をしている坂田だった。

すると、突然

突然肩を捕まれ、そのまま抱き寄せられたため、身動きが取れない状況になった

一応外なので俺は恥ずかしくて 坂田を突き放した。

坂田から離れた後、ふと坂田の口元を見た。

なんと…坂田にはまるで吸血鬼(ヴァンパイア)の様な牙が生えていた。

坂田が荒い息をしながら俺の名前を呼ぶ。

坂田はそう言ってまた迫ってきた。

そう言って俺は坂田を連れて坂田の部屋へを向かった。

ここは玄関です！！

俺は疲れ過ぎて部屋に入った瞬間玄関に座り込んでしまった。

俺はまた坂田に、捕まってしまった。

さっきよりも強く締められて、今度こそ本当に身動きが取れない。

坂田の顔が自分の首に当たってて凄くくすぐったい。

突然、坂田に首筋を舐められた

舐められた首筋に牙を刺されたため痛かった。

ふと自分の首元を見ると血だらけになっていた。

そう言って坂田はまた俺に迫ってきた。

言われた通り見ると本当に傷口が塞がっていた。

こっちだって凄く恥ずかしかったわ！！

坂田は驚いていたが、俺は先程まで思ってた事を全部坂田に伝えた。

やっぱり、坂田に抱き締められると凄く落ち着く…。 だから余計に涙が止まらなくて

坂田は俺に軽く触れるだけのキスをした。

自分でも顔が赤くなるのがわかった。

俺は、坂田に何があったのか聞くことにした。

この時、俺は坂田が吸血病なんだと察していた事は俺の中でとどめて置こうと思った。

次回へ続く。