皆が頑張っている中。
僕は…霧亜は一人、立ち尽くしていた。
キリア
皆を説得する事も、原因を探す事も。
<俺>には出来ないよ。
キリア
キリア
<俺>だってなにかしてやりたい
紬と遥を、助けてやりたい。
でも、あり得ないほどに。
キリア
キリア
キリア
そう、思っていたからか。
信じていたからか。
<俺>は不思議 な空間に飛ばされた。
キリア
変な場所、変な匂い。
妖精ちゃん
…知ってる、人
キリア
妖精ちゃん
妖精ちゃん
キリア
妖精ちゃん
妖精ちゃん
妖精ちゃん
そう言って、遥は僕に[なにか]をした。
妖精ちゃん
……伝えなきゃ
そう思って僕は目を閉じた_____