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最後の夏をキミたちと。

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最後の夏をキミたちと。

1 - 最後の夏をキミたちと。

♥

269

2019年07月13日

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夏希

おはよー

樹里

おはよう!

美結

いやてかさ、今日も遅いよね?

夏希

なんかさー

夏希

ちょっと前からだるいし、気持ち悪くて。

樹里

大丈夫なの?

夏希

学校まで来れたし。

美結

辛かったら先生に言うんだよ?

夏希

うん。

夏希

準備しないと。

私は机に行って、準備をしようとした。

すると、

夏希

ああっ、

手から教科書が落ちた。

夏希

拾わないと……

夏希

え?

夏希

力が……入らない?

めまいもする……、 息が出来ない……

夏希

いやぁっ

私はついに椅子から滑り落ちてしまった。

ドタッ

美結

きゃー!!!

樹里

夏希?夏希!!

夏希

起き上がれない……

私はそのまま意識を失った……

この出来事から半年。

私は入退院をくりかえしている。

肺が悪いそうだ……

夏希

余命……

私には余命がある。

もう、治らないらしい。

夏希

もっと生きたいよ……

夏希

グスッ

樹里

なっつきー!!!

夏希

あっ、樹里!

慌てて目をこする。

美結

私もいるでー

夏希

美結も!

樹里

夏希ーどう?

夏希

どうって、

樹里

た・い・ちょ・う!

夏希

んー、まぁまぁいいかな。

美結

そうなんだー

樹里

あーーーこの部屋、暑くない?

夏希

そうかな?

美結

うん。暑いよ。

夏希

そっか、もう夏なんだね。

年が明けてすぐの事だった。

だから、学校にもそんなに行けていないのだ。

夏希

あーあ、夏もこれで最後か。

樹里

……

美結

……

チリーン……

窓辺にある風鈴がなる。

夏希

うっうっ、

美結

なかないでよ!

樹里

こっちまで、悲しくなるでしょ?

樹里

普段通りじゃないじゃん!

私たちは一緒に居る時は普通に接するというルールが出来ていた。

夏希

ごめんね、ごめん……

美結

謝らないで。

樹里

そうだ!

樹里

思い出、つくろ!

美結

思い出とは?

樹里

それは夏の思い出だよ!

美結

詳しく。

樹里

それは……今から考えるし!

夏希

ふふ、

夏希

いいよ、思い出作ろうよ。

美結

え?

美結

みんなが言うならいいけど……

樹里

どこがいいかなー

夏希

夏といえば……

夏希

夏祭り、かな?

樹里

そうだね。

美結

食べてもいいの?

夏希

うん。

夏希

ただ、無理をしたらダメだけどね。

夏希

すぐ過呼吸なるから。

樹里

そっか。

美結

じゃあうちらが気をつければいいんだね?

夏希

あとは外出許可が出ればいいんだけどな……

コンコン

医師

入っていいかな?

夏希

はい。

医師

おぉ、友達と一緒かい。

夏希

そうです!

夏希

それで、なんでしょうか?

医師

そうだそうだ、

医師

外出していいよ。

夏希

え?

医師

もうすぐ夏祭りだろ。

医師

楽しんできていいですよ。

医師

ただ、無理はしないこと。

夏希

はい!

美結

やったあ!

樹里

よっしゃああ!

夏希

やった……

私たちは夏祭りに行くことになった。

夏希

うわぁ……

夏希

人いっぱいいるなぁ……

樹里

だねー

美結

ねねね!どこからいく?

夏希

はーい!

夏希

じゃがバター食べたいなぁ!

樹里

いいじゃん!

美結

いこいこ!

店のおじさん

おっ、夏希ちゃんたちじゃない!

夏希

お久しぶりです!

店のおじさん

元気になったの?

夏希

あ、ええと、

樹里

外出許可が出たんで、遊びに来たんです!

店のおじさん

そうかぁ。

店のおじさん

はい。1個追加してあげる!

美結

わーやったあ!

樹里

ありがとうございます!

店のおじさん

いいよ、いいよ!

店のおじさん

いい思い出になるといいな!

そう言っておじさんは歯を出して笑った。

そのあとも私たちは買い食いをした。

樹里

うわぁ!わたあめおいしー!

美結

スーパーボール!!!

夏希

焼きそばうまっ!

あははははは!

私たちはたくさん笑った。

夏希

ん、そろそろ花火かな?

樹里

そっかー

美結

真下でみたい!

夏希

首痛くなるよー?

樹里

どこで見る?

夏希

あそこの展望台とかはどうかな?

樹里

いいんじゃない?

美結

早速いこ!

展望台

夏希

意外に人、いないね。

樹里

よかった~

美結

そろそろ始まるね。

すると、

ドーン……

パチパチパチ……

夏希

綺麗……

ドンドンドン……

バンバンバン……

樹里

……

いつの間にか、花火は終わっていた。

夏希

綺麗だったね。

樹里

うん。

……

夏希

これが最後の思い出ってやつ?

夏希

いいんじゃない?

美結

……でもさ、なんか、ねー?

樹里

スッキリはしないよね。

夏希

私、もうすぐで死ぬんだよね。

夏希

改めてそれを感じた。

樹里

そんな事言わないで。

夏希

私もいつかは花火みたいに、

夏希

散っていくんだなって。

夏希

でも、私、

夏希

2人のこと、

夏希

だーいすき!

樹里

っ!

樹里

……

美結

私もだよ。

樹里

うん。

美結

夏希と過ごした11年間、

美結

忘れないから。

美結

だから夏希も忘れないこと!

美結

分かった?

夏希

うん、うん。

樹里

今まで恥ずかしくて言えなかったけど、

樹里

ありがとう。

樹里

いつも助けてもらってばかりで。
ほんとに、ありがとう。

夏希

もう!もう!!!!

夏希

だいすきだー!!!

これからもずっと、ずっと___

❦ℯꫛᎴ❧

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

良かったらコメント・♡・フォロー よろしくお願いします。

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コメント

1

ユーザー

♡×100ありがとうございます! 単発の方が伸びるのは なんでなのか(´・ω・`)

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