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記憶

1 - 第1話 思い出して

♥

104

2025年01月18日

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青桃 ご本人様には一切関係ありません 似たような作品があっても、パクリ等はしていません

コンコン

No.5

ビクッ

No.4

失礼しまーす……

No.4

あっ、こんにちは!

No.5

こ、こんにち、は……

No.4

ん…笑

No.4

やっぱりだめか〜…笑

No.5

え…?

No.4

んーん!こっちの話!

No.5

はぁ…

No.4

出会ってまだ2日だもん!そりゃ慣れないよね笑

No.4

ゆっくりでいいから、俺に慣れてほしいな〜…

No.5

はい…

No.4

今日はこのへんでお暇しようかな!

No.4

今日はありがとね ニコッ

No.5

いえ…!

No.5

よければ、明日も来てください!ないこさん!

No.4

……

No.5

ないこさん…?

No.4

…あっ、ごめんね!

No.4

うん、また来るよ!

No.5

はい…!

No.4

それじゃ、また今度ね〜

No.4

おじゃましました〜!

バタン

バタン

No.4

ふぅ……

No.4

やっぱり思い出せないか〜…

No.4

なんで、失った記憶が俺との記憶なんだよ…っ

俺とまろは恋人だった

2人でデートをしていた日 その日は、俺とまろが付き合って ちょうど3年の日だった

そんな日に、悲劇が起きた

キキーーッッ

きゃぁぁ!?!? 何が起きたんだ!?!? いやぁぁぁっっ!!!

青信号の横断歩道を渡ってた俺ら

そこに、勢いを落とすことなく、 トラックが突っ込んできた

ドンッ

No.5

……...

No.4

ぇ……?

奇跡的に俺は逃げれたものの 気づくのが遅れてしまったまろは、 トラックにぶつかってしまった

No.4

いやっ……うそだっ……

No.4

まろ……っ!?
ねえっ、まろってば!!

No.4

まろっ……ボロボロ

泣き叫んでいた俺は、気づいたらまろの付き添いとして病院に来ていた

No.4

まろ……

No.4

早く起きてよ……

No.5

……ピクッ

No.4

ふぇっ!?まろっ!?

No.5

ん……?

No.4

まろっっ!!

No.4

よかった…っ

まろが目覚めたことにとにかく喜んだ

No.5

……??

No.5

え…?

ただ、まろの様子がおかしい

No.4

……?
どしたの、まろ…?

No.5

まろ……?

No.4

え、うん……?

No.5

失礼なことを聞くのですが…

No.5

あなた、誰ですか……?

No.4

……ぇ?

No.5

初めて会う方ですよね...?

No.4

え、まって……俺だよ…?

No.4

ないこだよ…?

No.5

ないこ…?

No.5

そんな人と出会った記憶はないんですけど……

No.4

うそっ…!?

No.4

なんで……っ

No.4

俺、まろの恋人だよ…!?

No.5

……え?

No.5

僕の恋人…?

No.4

そうだよ…っ ポロッ

No.5

…...知らないですね

No.4

うそだ…っ ポロポロ

No.4

まろ……なんでよっ……ポロポロ

No.5

その、まろっていう呼び方も初めてです

No.4

ぅあっ……ポロポロ

まろというあだ名は、俺が付き合った ときに考えた

俺だけの、呼び方

No.4

……っポロポロ

病室の先生

ないこさん……

No.4

っあ、せんせい……ポロ

病室の先生

いふさんですが、

病室の先生

少しの記憶障害が起きて
しまったようです

No.4

っ……記憶障害…?

病室の先生

はい……

病室の先生

事故の後遺症で、1部の記憶がなくなってしまった
ようです……

No.4

じゃあ……もしかして……

病室の先生

いふさんの失ってしまった記憶が、

病室の先生

"ないこさんとの記憶の可能性が高いです"

No.4

そん、な……ボロボロ

No.4

なんで……っ!!!ボロボロ

No.4

なんでだよぉぉ……っ!!ボロボロ

病室の先生

……

No.5

……僕は、この方と話したことがあるんですか?

No.4

ある、よ……ボロボロ

No.4

今までたくさん話してたんだよ……っ ボロボロ

病室の先生

すみません……

No.4

……っ

No.4

謝らないでください...

No.4

俺は、そんなまろでも、
大好きなので……ニコッ

病室の先生

……はい

No.4

ありがとうございます

No.4

これから、頑張っていきますから...グスッ

そして、現在に至る

出会ってまだ2日だもん!

No.4

2日なんかじゃないよ...

No.4

3年間、ずっと一緒にいたんだよ……

No.4

忘れるのって、なんて
あっけないんだろう…

ないこさん!

No.4

ないこさん、だって

No.4

今までみたいに元気にさ、ないこ!って呼んでよ…ポロ

No.4

ねぇ……まろ……っ ポロポロ

No.4

思い出してよ……っポロポロ

この作品は、前編・後編のふたつに 分かれています

後編はまた後日出すので、読んで いただけると嬉しいです

ここまでお読みいただき ありがとうございました

記憶 #1 思い出して

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