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テラーノベル(Teller Novel)

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壁が壊され、約6年が経過し、 私達調査兵団はウォールマリア外壁外調査に出かけた

ライラ・アプリコット

、どうやらハンジの読みが当たったぽいわね

ジャン・キルシュタイン

あぁ、巨人が一匹も見当たらねぇ

ライラ・アプリコット

油断は禁物よ、引き続き警戒は怠らないで

ジャン・キルシュタイン

へいへい、ライラ大佐

その時

前方に赤い煙弾が上がった、

ライラ・アプリコット

!総員!警戒態勢に入れ!!

私は全体にそう指示を出し、あがった場所に向かった

ライラ・アプリコット

!あれは、

着いた場所には、巨人がいたが 地面に埋もれた状態で動けなくなっていた

コニー・スプリンガー

動け、ないのか?

ライラ・アプリコット

、、、

私は馬から降り、手綱を引いた

エレンは巨人の顔に触れ、私はただその場で見ていた

フロック・フォルスター

!お、おい、!

エレン・イェーガー

楽園送りにされた、俺達の同胞だ

ライラ・アプリコット

、見る限り、随分時間が経っているようね

私は巨人に近づき、そっと瞼を閉じさせた

エレン・イェーガー

場所は近い、

ライラ・アプリコット

、総員!このまま前進する!私の後に続け!!

私は馬に乗り、そのまま駆け出した

フロック・フォルスター

!おい!アイツは殺さなくて良いのかよ!

ライラ・アプリコット

アンタバカァ?なんで何もしていない人を殺すのよ

フロック・フォルスター

、っ、

フロックはそのまま黙り、私は 気にせず駆け出した

しばらく馬で駆けていると、 砂が地面に敷き詰められているような場所に辿る

ライラ・アプリコット

これが、砂の雪原、

しばらく進むと、白い建物が見え、さらにその奥に行くと、 坂になっている場所があった

ライラ・アプリコット

、、、

坂の上に着くと、

少し生臭い塩水の香りに煽られ、そして青空に反射する澄み渡る蒼い水

ライラ・アプリコット

これが、海、、

コニー・スプリンガー

そりゃあ!!

サシャ・ブラウス

どわっ、目がァァァ!!!

ジャン・キルシュタイン

うわぁしょっぺぇぇ!!!

ハンジ・ゾエ

うひゃぁぁ!冷たい!

皆がはしゃいでいる中、私は 足だけ浸かり、髪を解いた

ライラ・アプリコット

、ペトラ、皆んな、見てるカ?

ライラ・アプリコット

これが、海アルヨ、

その時、

リヴァイ・アッカーマン

うおっ?!

ライラ・アプリコット

のわっ?!

突然、背後からへいちょーが倒れてきた

私達は共に倒れ、びしょ濡れになった

リヴァイ・アッカーマン

、しょっぺぇ、

ライラ・アプリコット

!ぷっ、!

リヴァイ・アッカーマン

ライラ・アプリコット

あはははは!

リヴァイ・アッカーマン

、、、

私はつい吹き出すと、へいちょーは安心したように微笑んだ

その後、私達は一度本部へ戻り 調査の結果を報告した

私達調査兵団の幹部は作戦を考えていた

ハンジ・ゾエ

、この日記が本当なら、マーレ軍はこのパラディ島に攻め入って来るだろう

リヴァイ・アッカーマン

だが、この日記だけじゃ敵の威力は分からねぇな

ハンジ・ゾエ

おそらく、マーレは我々の技術を遥かに超越する技術を持っているはずだ

ハンジ・ゾエ

ここは慎重に、

ライラ・アプリコット

、いや、その必要はないわ

私はそう遮った

リヴァイ・アッカーマン

何故だ、ライラ

ライラ・アプリコット

相手がいくら最先端技術を持っていたとしても、こちらにもそれと同等の力はある

ハンジ・ゾエ

なるほど、つまりエレンを使うって事かい?

ライラ・アプリコット

えぇ、敵は必ず海から来る

ライラ・アプリコット

エレンを海に潜ませ、敵を陸へ持ち上げ拘束する

リヴァイ・アッカーマン

、なるほど
悪くねぇ

ハンジ・ゾエ

んじゃ、その作戦で行こうか

ハンジ・ゾエ

作戦指示はライラに任せるよ

ライラ・アプリコット

えぇ、任せてちょうだい

リヴァイ・アッカーマン

、、、

リヴァイ・アッカーマン

ライラ

作戦会議が終わり、部屋に向かっていると、兵長に呼び止められた

ライラ・アプリコット

?なにか用?

リヴァイ・アッカーマン

お前、いつまでその喋り方してんだ

リヴァイ・アッカーマン

気色悪りぃ

ライラ・アプリコット

あだっ、

私は軽く兵長に叩かれた

ライラ・アプリコット

、痛いネ、へいちょー

リヴァイ・アッカーマン

お前が俺の前でもその喋り方なのが悪いんだろうが

ライラ・アプリコット

しょうがないアル、こうでもしなきゃ威厳が守られないネ

リヴァイ・アッカーマン

お前は元々威厳もクソもねぇだろうが

ライラ・アプリコット

酷いネ!

私が頬を膨れ上げていると、へいちょーは軽く私の頭を撫で

リヴァイ・アッカーマン

俺の前では我慢すんじゃねぇ

リヴァイ・アッカーマン

いつも通りのお前でいろ

ライラ・アプリコット

!、分かったから、それ以上言うなヨ、

私は熱くなる頬を感じながら、 へいちょーの手を受け入れた

ライラ・アプリコット

狙撃班は岩方面で身を潜め、合図が出るのを待ちなさい

ライラ・アプリコット

エレンは巨人化で海に潜って、合図が出るのを待ってて

その翌日、日は完全に落ち 私達は作戦準備に取り掛かった

リヴァイ・アッカーマン

俺達はどうすりゃあ良い

ライラ・アプリコット

とりあえず身を潜めてて、合図を出すまで待機

リヴァイ・アッカーマン

了解だ

ハンジ・ゾエ

ライラは?

ライラ・アプリコット

私は、敵さんをお出迎えしないといけないからね

私が視線を向けると、とある小さな船がこちらにやってきているのが分かった

ライラ・アプリコット

総員!ただちに持ち場につけ!

"了解!!"

私はそう指示し、岩上で船を待ち構えた

ニコロ

!貴様、パラディ島の悪魔か!?

ライラ・アプリコット

第一波!戦闘用意!!

私がそう叫ぶと、岩陰から船に向けて多くの銃口が向けられた

ニコロ

う、あ、

私は顔が真っ青になる敵へと向かい

ライラ・アプリコット

賢いマーレ人なら分かるわよね?

ライラ・アプリコット

この状況下で、どういう行動を取るべきかを

ニコロ

っ、くっ、

兵士は両手を上げた

リヴァイ・アッカーマン

終わったか?

ライラ・アプリコット

えぇ、こいつは人質に使う

ライラ・アプリコット

交渉は、

ハンジ・ゾエ

私がやろう

ライラ・アプリコット

ハンジ・ゾエ

団長がやらなければ、締まらないだろ?

ライラ・アプリコット

、頼んだわ

その後、兵士を縛り、先程の場所に向かうと、さっきの船とは比べ物にならない程デカい物が来た

ライラ・アプリコット

エレン!今よ!!

私がそう叫ぶと、エレンが 海から飛び出し、船を持ち上げ、陸へ下ろした

ハンジ・ゾエ

マーレの皆さーん!
こんにちはー!!

ハンジ・ゾエ

パラディ島へようこそー!!

ハンジ・ゾエ

私はハンジ・ゾエ!遥々来てくださった皆様をお迎えする者ですー!!

ハンジ・ゾエ

あぁ、どうぞ!こちらでお茶でも楽しんで行ってください!

私は狙撃班の場所に向かい

ライラ・アプリコット

第二波、警戒態勢に入っておいて

サシャ・ブラウス

了解です、!

ハンジ・ゾエ

あ、ちなみにお客様のお連れ様とはすでに仲良しでーす!

ハンジ・ゾエ

だよねー!ニコロくーん?

ハンジはニコロと肩を組んだ

いつのまにか名前を、

ニコロ

隊長ー!私に構わずこの悪魔どもを撃って下さーい!!

ハンジ・ゾエ

な、何を言い出すんだ、?ニコロくーん、

リヴァイ・アッカーマン

お前の三文芝居に付き合う気はねぇってよ

私は手を横に広げ、

ライラ・アプリコット

第一波、第二波!!戦闘態勢に移れ!!

兵士「よく聞け悪魔共!マーレは汚れた血に貸す耳は持ち合わせていない!」

ハンジ・ゾエ

あー!あー!!良いのかなぁーそんな悪口言って!!

ハンジ・ゾエ

後ろにいる巨人や周囲を囲んでいる銃口が見えないのかなー!?

兵士「くっ、汚れた血に屈するものか!これがマーレの挨拶だ!!」

ライラ・アプリコット

!伏せて!!

私はハンジと人質へいちょーを 地面に突っ伏させた

その瞬間、銃声が響いた

ハンジ・ゾエ

、、?

覗いてみると、船に乗っていた誰かが撃っていた

イェレナ

お招きいただき、感謝しますハンジさん

イェレナ

お茶、しましょう!

ハンジ・ゾエ

、、、

私達は驚きのあまり、その場で固まってしまった

その後、私達はイェレナ、オニャンコポンと名乗る人物を招き入れた

ライラ・アプリコット

それで、これがマーレで使われている武器?

イェレナ

えぇ、それらはマーレ兵の基本装備です

ライラ・アプリコット

、なるほど、随分精密に作られているわね

ハンジ・ゾエ

ほうほう、なるほど、ここから出るのか、

イェレナは紅茶を飲み

イェレナ

マーレ兵は一師団辺り約2万人で構成さており、総員50師団で約100万人に当たります

イェレナ

それら陸軍に加え、21隻からなる三つの戦艦を有し、その他新兵器の進歩も目覚ましく

イェレナ

航空戦力にも力を注いでいます

ハンジ・ゾエ

こうくう、?

ライラ・アプリコット

何よそれ、新しい流行語?

リヴァイ・アッカーマン

チッ、

私とハンジは兵長に椅子を蹴られ

リヴァイ・アッカーマン

びびってんじゃねぇよ舐められるだろうが

ハンジ・ゾエ

分かってるって、

リヴァイ・アッカーマン

あとテメェはふざけてんのか

ライラ・アプリコット

ごめんて、慣れない単語があってつい、

その時、オニャンコポンが口を開いた

オニャンコポン

要するに、空から現れる移動兵器のようなものです

ハンジ・ゾエ

えぇ!?空から!?

ライラ・アプリコット

そんなの実現不可能でしょ!?

リヴァイ・アッカーマン

おい

ハンジ・ゾエ

っ、そんな力を持ったマーレさんが、少なくとも1年間攻め込まなかった理由って、?

イェレナ

、主に理由は二つ

イェレナ

一つは、島に放った無垢の巨人が最新兵器を使ってもなお、上陸困難な状況である事

ライラ・アプリコット

、エルディア人を壁内に幽閉する為に巨人を放ったが、

ライラ・アプリコット

それは逆に、マーレ人へのパラディ島侵攻の妨げになったって訳?

イェレナ

えぇ、その通りです

リヴァイ・アッカーマン

そいつは笑える

兵長は皮肉混じりにそう言うと、イェレナは外を見渡した

イェレナ

にしても、そろそろ巨人が活動を始める頃のはずですが、

イェレナ

今我々がのんびりお茶が出来るという事は、

イェレナ

この島の巨人は全て、殺してしまったという事でしょうか

ハンジ・ゾエ

ライラ・アプリコット

、、、

リヴァイ・アッカーマン

だったらどうする
何とかしてマーレに伝えるか?

イェレナ

、いや、素晴らしい期待以上だ、

ハンジ・ゾエ

、、、

ライラ・アプリコット

それで、二つ目の理由は?

イェレナ

現在マーレは、二つの国と戦争状態であり、パラディ島どころでは無いという事です

イェレナ

貴方方は有力な戦士隊を奪い、超大型巨人、女型の巨人、

イェレナ

そして、私は見た事がありませんが
剛鉄の巨人も奪ったとお聞きしています

ライラ・アプリコット

、、、

剛鉄、アランか

イェレナ

マーレは敵の多い国ですので、諸外国は瞬く間に団結し

イェレナ

戦争の火蓋が斬られたのです

ハンジ・ゾエ

すると貴方方はマーレに恨みを持つ某国の民であり、マーレに潜入する諜報人のような者なのかな

イェレナ

、、、

イェレナ達は特に言葉を発さなかった

ハンジ・ゾエ

おっ!当たり?

ライラ・アプリコット

、まぁ、マーレに背くからにはそれなりの後ろ盾と動機が無いと無理ね

すると、イェレナはカップを置き

イェレナ

、諜報などと、言えるような代物じゃありません、

イェレナ

マーレに故郷を奪われ、兵士として張遼された我々は

イェレナ

とても非力で、あの大国に争う気概は失われつつありました

イェレナ

彼に、導かれるまでは

ライラ・アプリコット

彼?

イェレナ

マーレの人々が悪魔と呼んで恐れる存在、

イェレナ

だが私には全く別のものに見えた

イェレナ

神です、神が私達を希望へ導いてくれました

ライラ・アプリコット

、、、

神、か

私はそっと眼帯を触った

イェレナ

私達は、ジーク・イェーガーを受け、上官を撃った

イェレナ

反マーレ義勇兵です

イェレナ

その目的は、全エルディア人の解放

ライラ・アプリコット

、、、

私はそっと胸に手をやり、首に掛けてある指輪を握った

巨人討伐なんてグーパンで十分アル

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