テラーノベル
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この活動は、いつかきっと終わる。 そんなこと、本当は考えたくないのに、 ふとした瞬間に怖くなる。
今みたいに配信があって、歌を聴けて、 “おはよう”とか“おやすみ”とか、 何気ない言葉で笑える日々が、 永遠じゃないって分かってしまうから。
りうらくんが届けてくれる声も、楽しそうに笑う姿も、当たり前みたいに見えて、 本当は奇跡みたいな時間なんだと思う。
いつか、『今までありがとう』って 言葉を最後に、この活動が終わる日が来るのかな。画面の向こうから声が聞こえなくなって、新しい投稿通知も来なくなって、みんなが少しずつ“思い出”として 話すようになる日が。
その時、自分はちゃんと笑えるのかな。 “幸せだった”って言いながら、 ちゃんと前を向けるのかな。
たぶん無理だと思う。
だって、りうらくんを好きになってから、毎日の中にりうらくんがいるのが普通になってしまったから。辛かった日も、泣きたかった夜も、何回も救われてきた。知らないうちに、声を聞くだけで安心して、笑ってくれるだけで自分も笑えるようになってた。
だから終わりを想像すると、 胸が苦しくなる。 ずっとこのままでいてほしいって、叶わないことばかり願ってしまう。
でも、終わりがあるからこそ、今の時間はこんなに綺麗なのかもしれない。限りがあるから、こんなにも愛しくて、苦しくて、忘れたくないって思うのかもしれない。
いつかこの活動が終わっても、りうらくんがくれた言葉も、歌も、景色も、救われた夜も、自分の中から消えることはないと思う。
だからその日が来るまで、後悔しないくらい好きでいたい。終わりの日に、“出会えてよかった”って泣きながらでも言えるように。
朱巳乃 (すみの)
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