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亜美、起きて…

ピピピピ

は?嘘…だろ…

41.3℃…

玄樹

嘘でしょ…

紫耀

さっき…10分前に計ったら37℃ちょっとだったよね…

熱性痙攣っぽい…

紫耀

熱血教師?

全然あってないやんwちゃうちゃう

熱性痙攣

紫耀

鉄製鉄板

色々ちゃうな

玄樹

でもほんとにやばくない!?

海人

痙攣起こしてるって…

熱性痙攣なんやって!

玄樹

熱性痙攣って救急車呼ばんとダメだよね

海人

無理だって…

…俺らでやるしかない

海人

無理だよ…そんなん…

じゃあ海人は亜美が死ぬかもしれんのにここでなんにもしないことになるんやで?

紫耀

ねぇ…こんなところで争うなって

だってそーゆうことやで?

玄樹

ほんとに争うのやめて!そんなこと言ってる間に亜美が

顔赤っ…

…酸素マスクとって…

海人

わかった

紫耀はハンカチがあると思うから水で濡らして、玄樹は3分おきに脈拍測って…

玄樹

うん

亜美〜聞こえる〜??

聞こえたら手ー握って?

海人

どう?

やっぱり意識ない

ごめん…亜美…口移しで水飲ませるわ

海人

oh

ちょっとは飲んでくれたから海人、酸素マスクお願い

海人

うん、

紫耀

亜美のおでこにハンカチ置くよ?

ありがと

酸素マスクあるから呼吸は大丈夫やな…

玄樹

心配なのは熱…だよね…

熱はほんまにどーしよ…

亜美

ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ...

紫耀

咳出てきたかぁ…

海人

熱すぎるって…

亜美

ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ...

海人

どーしよー廉…廉…

玄樹

廉?

紫耀

廉…

亜美…助けられなくってごめん…

こんなに辛そうな亜美…見たくない…

紫耀

廉、お前が弱気になってどーすんだよ

海人

そーだよ!亜美はまだ生きてるから、勝手に殺さないであげて?

亜美…こんなちっちゃい体でも頑張ってるんやもんな

玄樹

亜美を信じよ?

亜美の熱もう1回計ってみよ…

海人

42℃超えたらやばいんでしょ?

脳細胞がやばいことなって…死んじゃう…

玄樹

でも熱性痙攣っていくことあるんじゃないの?

( 。_。)ウン

ある…だから今すっごい危険なんねん

紫耀

病院じゃないもんね

玄樹

体の痙攣がやばい…めちゃ震えてる

亜美

ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ...

お願い…岸くんたち、頼んだで…

玄樹

お願い…

ピピピピ

くそッ…

紫耀

42.3℃…

玄樹

でも普通は42℃までしか計れないんじゃ…?

海人

亜美はいつ熱性痙攣なるかわかんないから病院特注の貰ったの

亜美…ごめんな…ごめん…

紫耀

亜美…このまま死んじゃうのか…?嘘だろ?そんなん…

紫耀

だって亜美…たくさんやりたいことあるって言ってたじゃん…

紫耀

俺だって亜美と遊園地行きたかった…水族館も…たくさん思い出作りたかった…

紫耀

なんで死んじゃうの…亜美…

亜美

勝手に…殺さないで…

亜美

私ッ…まだ生きてる…

紫耀

亜美!

亜美…大丈夫か?

亜美

((-ω-。)(。-ω-))ウウン

もうちょっとだけ…頑張ろ?…そしたら優太たち来るかr…

おーい!れーーーん!

優太!?

紫耀

岸くん!!

紫耀

それに自衛隊さん達も!

亜美、亜美を助けて!!

今、ヘリで降りるから待ってろ!

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