/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
葵
はい…って姉貴か
紅
よぉ！どうせ今年もバレンタインチョコ貰ってねぇだろ？
葵
おっしゃる通りだが酷過ぎないか？
紅
例年通りよろしくね
葵
どーも
姉はモテる。性別関係なく。
なので毎年とんでもない量のチョコを貰うのだ。その中の市販の物だけを俺が貰っている。
受け取った紙袋の中にはやはりあの…GODI…も入っている。
紅
手紙とか入ってたら教えてね、今度取りに来るから。
葵
うぃーす
紅
じゃ、またね
葵
はぁ…
なぜあれだけ姉がモテるのに俺はモテないのか、血が繋がっていないと言われても納得いく。
葵
続きやろ…(ゲーム)
ピンポーン
葵
あ？
渡し忘れた物でもあったのだろうか
葵
なんかあった…？
葵
あ、すいません知り合いかと
志律
あっいえ、こちらこそこんな時間に…
葵
あ、えと…何か？
志律
あの、これ…
渡された袋には…チョコ…
志律
友人用に作っていたものが余ったので…もし良ければ…
葵
あーそれはどうも…
志律
ではこれで…
葵
ありがとうございます
ガチャ
お隣さんか…
ん？隣？？
志津
バレてない…よな…
志津
あ〜渡しちゃった渡しちゃった！！
志津
…/////
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
